「僕○クロス」SS部門 Wordのページ設定 のバックアップ(No.2)
A5サイズで使われることが多いと思われる、「25字×20行 2段組」の設定のしかたです。
必要に応じて、1行文字数・1ページ行数は変更してください。
※この資料は、MS Word 2003を元にしています。
「ページ設定」メニュー
Wordで文書を新規に作成。
[ファイル]メニューから、[ページ設定]を選ぶ。
文字数と行数 - ページ設定
1ページあたりの文字数と行数を設定する画面。
- 文字方向
- 「縦書き」を選択。
「段数」を「2」にする。
- 文字数と行数の指定
- どちらも手動で設定するために、「文字数と行数を指定する」を選ぶ。
他の項目を選ぶと、自動で文字数と行数が決まる。
- 文字数
- 1行あたりの文字数。「25」文字を指定する。
フォントサイズと、ページの余白設定によって、指定できる値が変わるため、希望の文字数を指定できないときは、「フォントの設定」と「余白」を先に設定する。
- 字送り
- 行内の文字間隔を指定する。文字の先頭から、次の文字の先頭までのサイズ。
最低値はフォントサイズ。
フォントサイズと同じにすると、文字がぴったりとくっつく。
- 行数
- 1ページ、または1段の行数。「20」を指定する。
フォントサイズと、ページの余白設定によって、指定できる値が変わるため、希望の文字数を指定できないときは、「フォントの設定」と「余白」を先に設定する。
- 行送り
- 行と行の間隔を指定する。縦書きの場合、文字の右端から右端までのサイズになる。
特に理由が無ければ、自動設定のままで良い。
フォントの設定
その文書で使用する、標準のフォントを設定する画面。
- 日本語用のフォント
- 特に理由が無ければ「MS 明朝」を使用する。
フォント名に“P”が付く可変幅フォント(プロポーショナルフォント)は、縦書きでは綺麗な印字にならないので、使用しない。
紙に印刷する小説の場合、フォントは明朝体や教科書体のような、セリフフォント(飾りつきフォント)が好まれることが多い。
- サイズ
- フォントのサイズ。
A5では、9ポイント前後が好まれる。
10.5〜8ポイントの範囲で、好みのサイズを設定する。このサイズを超えると、読みづらくなってしまう。
余白 - ページ設定
印刷したときの、ページの余白を設定する画面。
- 余白
- ページの上下左右の余白と、とじしろのサイズを設定する。
10mm〜20mmくらいの範囲で、好みのサイズを設定する。25字×20行なら、余白が20mmあっても余裕がある。
文字数や行数を増やしたい場合は、余白を少なくする。
しかし、10mmより少なくすると、印刷がうまくできなかったり、読みづらくなったりするので、注意。
- とじしろ,とじしろの位置
- 本を綴じるためのスペース。
原稿を書く段階では、厳密に考える必要はない。製本のための設定。
仮の値として、10mmくらいを設定しておく。
- 印刷の向き
- 用紙の向き。「縦」を選択する。
- 複数ページの印刷設定
- 複数のページを、どのように印刷するかを設定する。
原稿を書く段階では、厳密に考える必要はない。製本のための設定。
「標準」を選ぶと、「とじしろの位置」で設定したい位置にとじしろができる。
そのほかの項目を選ぶと、とじしろの位置は自動で設定される。
用紙 - ページ設定
使用する用紙を設定する画面。
- 用紙サイズ
- 「A5」を選択する。
幅と高さは自動設定のまま、使用する。
その他 - ページ設定
特に設定する必要はない。
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