シェリン=エルキュール のバックアップの現在との差分(No.2)
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* 基本データ [#ac840543]
■[[僕○第10回]]
:名前|シェリン=エルキュール
:身長|エナ姉並
:おっぱい|ネオ並
:種族|魔法使い
:肩書|魔法名探偵
:住居|魔法の森、魔法探偵事務所
:髪|黒髪
:目|鋭い目付きの緑の眼……に見えるが実は魔法で色を変えている
本人いわく名探偵へのリスペクトと魔法使いっぽいから、本当は髪と同じく黒
:服装|虫眼鏡、フェルト帽、インバネスコート、着物に兵児帯(へこおび)、スカート
傍から見れば珍妙な恰好だが、本人いわくリスペクトとオリジナリティの両立
:性格|自信家でキザ、冷静沈着を装うが好奇心の強い活動家
頭脳は優秀で博学、行動力もある、ただ落ち着きがなく思い込みが強いせいで重大な点を見落としがち
:能力|痕跡を見つける程度の魔法 を使う程度の能力
:投稿者|六日
* その他補足 [#ba183c51]
どこからともなく現れ、事件に首を突っ込む厄介者。しかし、魔法を使うのは邪道と言って役に立つことはほぼない。
それでもひた向きに事件に立ち向かう姿に同情する者は多い。
だが、実際に事件を解決に導くのはふらりと現れた巫女や白黒やメイドや庭師だったりする。
数々の弁明
「た、探偵は勘で事件を解決してはいけないのよ。本当は私も分かってたわ、本当よ、本当なんだから」
~
魔界出身の魔法使いで、偶然読んだ推理小説に憧れて探偵を目指す。
だが魔法の横行する魔界では推理の有用性は皆無。
~
そこで人間界にやってくるが、辿り着いたのは幻想郷。
魔界に負けず劣らずぶっ飛んだ所だが彼女は人間界と信じて疑わなかった。
結局そのまま住み着き、魔法の森の空き家に立てかけた看板が「魔法探偵事務所」。
~
最近の主な業務はペット・妖精探し、浮気調査、神社や魔法店の泥棒対策。
こういった業務は事件ではないと言い、魔法を存分に使って解決する。
そのせいか便利屋として名を馳せてしまい、探偵と呼ばれることは皆無。
~
~
灰符「グレーブレイン」:ポワロ：灰色の脳細胞|
自分の周囲を灰色の光が駆け巡る。時々光が弾け、弾幕となって襲い掛かる。
正直、幻想郷では灰色の脳細胞より灰色の弾幕の方が役に立つのは間違いない。
緋符「スカーレットスタディ」:ホームズ：緋色の研究|
相手を追いかける赤と白、二つの大きな弾を放つ。
ある推理小説の鍵となる毒薬の決闘を模した騙しスペル、赤い弾は当たっても何ともない。
実際は両方白い弾を撃っているのだが、自身の魔法により偽者が一目瞭然になってしまっている。
「アームチェアディテクティブ」:安楽椅子探偵|
本人はまったく動かず、相手の動きを推理してその場所に弾幕を放つ。
つまるところ先読み弾幕だが本人いわく最高の推理、のんびり推理してる間にやられてしまうのはご愛嬌。
:SS|
~
起きてはならないことが起こってしまった！
「間違いない、死んでいるわ」
「ええっ、そんな、美鈴さん！」
~
この紅魔館で死人がでてしまったのだ！
~
「事件ね」
~
「あなた誰ですか！」
美鈴を抱きかかえたまま、デュオが振り返る。
その視線の先には謎の人物が立っていた！
~
「私は探偵、魔法探偵だ」
珍妙な人物はこれまた珍妙なことを口走る。
一体彼女は何のために現れたと言うのだろうか！
~
「この館で起こった殺人事件、私が解決して見せよう」
「そんな……」
「死体はまだ温かい、血も固まっていない。犯行はついさっきよ」
その言葉に全員が驚愕した。
なんと犯行はついさっき行われたばかりだと言うのだ！！
~
「簡単な推理よ、凶器は傷口から察するにこのナイフと見て間違いない。あなた、これはこの館のものかしら」
「……メイド長のナイフよ」
その事実に全員が凍りついた！
こんな事態が起こりうるのだろうか！
みな、信じたくないといった様子であった。
~
「私の灰色の脳細胞の前にはどんな何事件も一瞬……犯人が分かったわ」
「犯人がわかったって？」
「ええ、門番妖怪殺しの犯人、それは……メイド長よ！
時を止め、犯行に及び逃げたのよ！ さぁ、出てきてすべての真相を白状NASAっ」
「うーん……あれ？ どうかしました？」
~
なんということだろうか。
死体が起き上がったのである。
さらに話しかけてきたのだ！
~
「あ、すみませんちょっと寝ちゃったみたいで、すぐ戻りますね」
「……考えてみれば、これくらいじゃ何ともないわね」
「こほん……これにて、事件解決だ」
「おい待て不審者」
~
メイド長の犯行による第二の被害者は、探偵だった。
~
〜シェリン＝エルキュール 紅の事件簿〜 完
* データ [#j25d8b1f]
&ref(./第10回僕の考えた魔法の森の魔法使い係by六日.jpg);
* コメント欄 [#pc5b54bf]
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