宇治屋 茶々丸 のバックアップ(No.1)
基本データ
■僕○第62回
- 名前
- 宇治屋 茶々丸(うじや ちゃちゃまる)
- 身長
- 132cm
- おっぱい
- ない
- 種族
- お茶くみ人形の付喪神
- 肩書
- ○茶屋の看板娘
- 住居
- 人間の里
- 髪
- 黒の長髪を後頭部で団子にしてかんざしで留めている。
- 目
- 青みのある黒の瞳
- 服装
- 萌葱色の着物に深緑の袴、そして○茶屋の紋が白で染められた紺色の前掛けを着用。また背中に巨大な螺子巻をつけている(取り外し可能で就寝時など邪魔になるときには外している)。
- 性格
- 無邪気で仕事熱心。
- 能力
- カラクリで動く程度の能力……螺子巻でぜんまいを巻くことにより最大10分間カラクリパワーを発揮し、子供顔負けの力で動くことができる。
- 投稿者
- 天神楽
その他補足
スペル、
茶符「琥珀色のダージリン」……紅茶の様な琥珀色の弾幕で攻撃する。間違っても吸血鬼達が愛飲するような紅色ではない。
発条(ぜんまい)「カラクリパワー」……背中の螺子巻でぜんまいを巻き、最大10分間子供顔負けのフルパワーを発揮する。子供顔負けと侮るなかれ、要するに10分の間子供のように疲れ知らずで走り回る事が出来るのだ。
過去や出自、
江戸時代から続く老舗の茶屋『○茶屋』の従業員兼看板娘。元々はカラクリ好きだった二代目店主吉衛門が作り上げたお茶くみ人形であり、茶々丸と名付けられたその人形は取引相手に茶を運んでは相手を驚かせ、商談を弾ませていた。
その後繁盛していた『○茶屋』だったが、突如博麗大結界で外の
世界から区切られてしまい仕入れ先がなくなってしまった。当然
『○茶屋』は新しい茶葉の仕入れ先を作るために大慌て。誰もお茶くみ人形の相手もできず、そのまま倉庫の隅で忘れ去られてしまった。
だがしかしある時から見知らぬ少女が『○茶屋』で働き始めた。従業員たちは不思議に思いながらも『○茶屋』を立て直すために忙しかったためその疑問を口に出そうとはしなかった。
そして『○茶屋』がなんとか経営を立て直したその日、女将が少女に問いかけた。
「あんたが手伝ってくれたおかげで助かったよ。……ところであんたはどこの子だい?」
「わたしはここの子だよ」
「……?」
「わたしは茶々丸。吉衛門父さんが作ったお茶くみ人形さ」
その他細かい設定など、
『○茶屋』は江戸時代から続く老舗の茶屋であり、契約農家から上質の茶葉を仕入れる茶問屋でもある。普通の緑茶から紅茶まで茶葉ならなんでも扱い、その上質の茶葉は人の好事家のみならず味にうるさい一部の妖怪にも愛用されているというから驚きだ。(かくいう私もその愛好家の一人である)
中略
ところで『○茶屋』の看板娘といえば宇治屋 茶々丸嬢だ。見た目はただの子供だが彼女は人間ではない。実はお茶くみ人形の付喪神なのだ。だがその子供らしい無邪気さは見た目相応の立ち振る舞いと言えるだろう。実際彼女が時折取り付ける螺子巻を目撃しない限り彼女のことを付喪神と思うものはそういないのではないだろうか?
その小さな体で一生懸命に働く姿は見ていて心が和むものであり、彼女の頑張り目当てで茶屋に訪れる客も少なくない。(もちろん私もその中の一人だ)だがいくら見てて和むからと言って店内が込み合っている時に茶一杯で長時間も居座らないように。
中略
さて読者の皆さまも気になるであろう『○茶屋』でのお勧めの甘味だが、著者はやはり餡団子(一本15銭)を押したい。上品な粒餡の甘みと団子のほのかな甘みが見事に溶け合い、お茶の一杯と併せることにより素晴らしい調和を口の中で生み出すのだ。また土産には茶葉を練りこんだ茶団子(一本18銭)を勧めよう。茶葉の苦みが団子生地の甘みを見事に引き立ててくれる絶品の一品だ。
ただしどれも相当な人気商品であり売り切れは必至。場合によっては予約する必要もあるだろう。
……とある天狗の甘味特集より一部抜粋
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