ラジオショックのまとめ
っぽい最終回_僕の考えた界夏祭EX_REDMOON_SS をテンプレートにして作成
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#contents
* SS本文 [#u0cb04a3]
■[[僕○第27回]]
----
「お―い。アリスいるかー？ という訳で避暑に行くぜー！」
「避暑？ 確かにこの茹だる暑さは面倒だけど、そこは魔法で...
割とテンション高めに来た魔理沙とは対象に、アリスはいた...
「うーん。やっぱここら辺りで不具合が出るわね。理論に不備...
「ん？ ミューズって何なんだ？ なんかすごいマジックアイ...
「違うわよ。ミューズって言うのは知識の女神の名よ。気紛れ...
「ああ。そう言うのは確かに研究中に一匹は欲しいな。っと、...
魔理沙の言葉をしばし反芻し、アリスは理解したと頷く。
「それでさっきの避暑の話になるわけね。チルノに憑いてた神...
「よしっ！ それじゃあ早速行くぜ！」
「ええ。ちなみに、何かの依頼込みだったら報酬の半分は貰っ...
「くっ……、気付かれていたとは」
「どれだけの付き合いだと思ってるのよ。じゃあ行くわよ」
そう言い、魔理沙とアリスは遠方に聳え立つ氷の城に向かっ...
~
Ex stage 叡智と��のアンサンブル
~
「それで逃げ出した神を連れ戻してほしいって頼まれたわけね...
「神社秘蔵の酒と他にも色々って言ってたぜ。ついでに避暑も...
「まぁ、問題は――」
氷の城の周囲にわらわらと集まっている妖精やらなんやらを...
「同じように避暑を求めてきたのが多すぎることね。この様子...
「ああ。言ってなかったな」
「ん？ 何を？」
「私が頼まれた時、霊夢もパチュリーも妖夢もいたから前回の...
「……。下手打つと同士討ちもあり得るじゃない。存外えげつな...
「まぁ、連れ帰ったチームしか報酬貰えないから報酬は豪華ら...
「そこに期待していくしかなさそうね。っと、いよいよね。周...
「みたいだな。一気に行くぜ。掴まってな！ 彗星『ブレイジ...
膨大な魔力を纏って周囲の妖精どもを根こそぎ吹き飛ばしな...
「ふぅ。侵入完了だぜ」
「こういうのは大概、本命は一番上にいるからわざわざ一番下...
「全くだ。時間と体力の無駄だぜ。まぁ、シューティングの場...
「今回は関係ないわね。さて、一的にはそろそろ中ボスだと思...
「ようやく来たわねっ！！」
「「！？」」
声に振り返ってみると、そこに立っていたのはチルノだった...
「な、何よその反応。ああ。あたいに恐れをなしたのね。いつ...
「物凄くいつも通りね。というよりここのボスチルノだと思っ...
「全くだ。まさかチルノが中ボスだったとはな。黒幕が誰か想...
「ちょっと待って魔理沙。もしかしたらここが最奥かもしれな...
「成程な。だったらさっさとけりをつけるぜ」
「さっきからなにごちゃごちゃ言ってるのよ！ 来ないんだっ...
氷の弾幕が無作為にばら撒かれる。量とそこに込められた威...
「おいおい。そんな適当にばら撒くだけの弾なんか当たったり...
氷の弾幕の間を潜り抜けながら魔理沙はチルノに向かって飛...
「魔理沙！ 周囲を見て！ 罠よっ！」
「へ？」
アリスの声に周囲を見たときには、魔理沙は完全に氷の弾幕...
「なん……だと……？」
「一定値以上の隙間を空けていればそこを抜けてくるのは自明...
「くそっ！ チルノにいいようにされるとはな。だがな！ 檻...
膨大な魔力の奔流が氷の檻を突き破り、チルノを襲う。チル...
「マスタースパークを耐えるなんて、やっぱり強化されてるみ...
「みたいだな。だが、ここではこれ以上スペルは出来るだけ使...
「同感ね。深く考えれば、逃げた神の事考えてなかったし」
「あたいの事を終わったみたいな会話してんじゃないわよ！ ...
チルノの周囲から幾重ものつららが発生し、魔理沙たちを襲...
「って！ 魔理沙！？ なんでいきなり突っ込んでるの！？」
「アイシクルフォールはチルノの前でチョン避けを繰り返せば...
ピチューン
そう言いながら突っ込んでいった魔理沙は、チルノから放た...
「はぁ、予想通りの結果ね。て言うか魔理沙？ アレをいつも...
「そうみたいだな。しかし、避けるのも面倒だから吹き飛ばす...
「どうやってよ。流石にもう一度マスタースパーク撃っても避...
「こんなこともあろうかと、さっきの突撃の際チルノの真下に...
確かに、チルノの真下には小さな魔法陣が四つ並んで展開さ...
「普通こう言うのって、仕込んではいるけど下にいないから誘...
「そのつもりだぜ！ 喰らえっ！ コールドインフェルノ！！」
「そんな距離から何かしたって、あたいに届くはずがなきゃぁ...
チルノの真下の魔法陣から放たれた炎だか冷気だかよくわか...
「こ、こうなったら、あたいの最終奥義でコテンパンにしてや...
「ああ〜。お前には悪いが、これ以上お前に時間掛けるわけに...
「準備は完了。いつでもいけるわ」
「んじゃま。恋符『レインボースパーク』」
「へ？ きゃあぁあぁーーー！！！」
スペルの発動直前に、虹色の魔砲を直撃して、チルノは壁に...
「さてと、例の神様は恐らく上ね」
「そうだな。さっさと終わらせてしばらくここで避暑といきた...
二人はそう言って奥に続く階段をのぼりはじめた。
~
「思ってたよりも大きいわねここ。と言うより外から見たより...
「かもしれないな。紅魔館みたいな感じか？」
「みた感じでは、空間をいじってる感じはしないんだけどね」
「それはこの城の構造に起因する」
「出たわね本命。それにしても、構造？」
城の最奥の部屋にいたのは、緋色のローブを身に纏った少女...
「そうだ。よくここまで来れたものだな。ここは外での重要施...
「成程な。無駄に広いと思ってたのは、同じ場所をぐるぐると...
「そうだ。さて、私の名はミューズ・アルテノイツ。英知の女...
「「……ミューズ！？」」
ミューズの自己紹介に、二人は思わず驚愕の反応をしてしま...
「なんでそんなのがチルノと一緒にいるのよ？」
「思考と行動が気に入ったからだ。私の勘が告げるのだよ。こ...
「それで、その面白い結果が私達と言う訳だ。チルノを途中で...
「それは違うぞ。元々はここにいるのはチルノのはずだったが...
「それはまぁ、何というかすごくチルノらしいわね。さて、本...
「ああ。私達は華夏にお前を連れ戻すように言われている。無...
ミューズは玉座から立ち上がり、二人を見据える。
「まぁ、本来はあれにつき従う義理はないが、お前達が私を倒...
「もとよりそのつもりだぜ！」
二人の魔法使いと英知の女神の決戦の火蓋が、今切って落と...
「ふふふっ。私の叡知的弾幕はチルノの比ではないぞ！」
ミューズの放つ弾幕は、いかにもな隙間や、逆に無駄に密集...
「そこは蟻地獄だぞ。ブラックメイルシュトルム」
生命反応に反応するのか、周囲の弾幕が渦を巻くように隙間...
「だぁーー！！ こういうちまちまして鬱陶しい弾幕は嫌いな...
「わかってるわよ。大概が力押しで戦ってるから、講師達略の...
人形達が弾幕を避けながら四方八方に飛んでいく。人形達の...
「成程？ 生体反応じゃなくて、一定値――恐らく、配下の妖精...
「ほう。随分と気付くのが速いわね。しかし、気付けたからど...
「攻撃しようとすれば迎撃されるから？ だったら、足下を見...
「足下だと？」
ミューズはいぶかしんだが、すぐにはっとなって足下を見た...
「大江戸爆薬からくり人形。反応ぎりぎりの魔力しか込めてな...
ミューズが吹っ飛ぶと同時に、制御を失った弾幕群は力を失...
「くっ！ ならばこれでどうだ！ 改竄『不死の軍団』！」
ミューズは脇に持っていた小さい箱のようなものを開き、内...
「ただの妖精だったら怖くないぜっ！ そらそらっ！ マジッ...
周囲の妖精達は魔理沙の項火力マジックミサイルの直撃を受...
「無傷？ スペル名を鑑みれば当然だけど、流石にそんなこと...
魔理沙！ ミューズの持っている箱を狙って！」
「あの箱か！ わかったぜ！」
魔理沙は箒にまたがり、最大速で妖精を潜り抜けてミューズ...
「よしっ！ とったぜぇえ――！！」
魔理沙の速攻は完璧だった。その証拠に周りの妖精達は防衛...
「速いな。だがしかし、残念だったな」
魔理沙の放棄はミューズに届く10cmほど手前で停止していた...
「ふふふっ。この量子コンピュータ「ぴゅう子」に目を付けた...
「くそぅ。ここまでか」
「いや、お前達は実に頑張った。この私をここまで追い詰めた...
「あらそうなの？ じゃあ、魔理沙我慢してね？」
それは、遠方で妖精達の相手をしていたアリスの言葉だった...
「おいアリス。一体どういうことなんだ？」
「魔理沙の帽子の中よ」
「？？」
魔理沙は完全に動きを封じられていたため、ミューズが代わ...
「魔符『アーティフルサクリファイス』」
次の瞬間、魔理沙の頭の上にいた人形が大爆発し、魔理沙と...
~
「さて、これでゲームセットね」
アリスはぴゅう子を取り上げ、人形操作用の糸でぐるぐる巻...
「ああ。完敗だ。あそこまで完璧に読み合いで敗北するとはな」
「というかアリス。あんなのを私の帽子に仕込まないでくれ。...
「誰もが予想しえないことだからこそ、奇襲になるんでしょ。...
「マジかっ！？」
「冗談よ。じゃあ、おとなしく戻るわね？」
「ああ。さて、戻ったとしても特にやる事があるわけでもなし...
そんなミューズの様子を見て、アリスはふと思ったことを口...
「普通に一言口添えしてれば、あそこの巫女もそこまでは言わ...
「ふむ。成程。次からはそうするか」
こうして、チルノとお騒がせな神が起こしたちょっとした出...
~
All Clear!
~
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■[[僕○第27回]]
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「お―い。アリスいるかー？ という訳で避暑に行くぜー！」
「避暑？ 確かにこの茹だる暑さは面倒だけど、そこは魔法で...
割とテンション高めに来た魔理沙とは対象に、アリスはいた...
「うーん。やっぱここら辺りで不具合が出るわね。理論に不備...
「ん？ ミューズって何なんだ？ なんかすごいマジックアイ...
「違うわよ。ミューズって言うのは知識の女神の名よ。気紛れ...
「ああ。そう言うのは確かに研究中に一匹は欲しいな。っと、...
魔理沙の言葉をしばし反芻し、アリスは理解したと頷く。
「それでさっきの避暑の話になるわけね。チルノに憑いてた神...
「よしっ！ それじゃあ早速行くぜ！」
「ええ。ちなみに、何かの依頼込みだったら報酬の半分は貰っ...
「くっ……、気付かれていたとは」
「どれだけの付き合いだと思ってるのよ。じゃあ行くわよ」
そう言い、魔理沙とアリスは遠方に聳え立つ氷の城に向かっ...
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Ex stage 叡智と��のアンサンブル
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「それで逃げ出した神を連れ戻してほしいって頼まれたわけね...
「神社秘蔵の酒と他にも色々って言ってたぜ。ついでに避暑も...
「まぁ、問題は――」
氷の城の周囲にわらわらと集まっている妖精やらなんやらを...
「同じように避暑を求めてきたのが多すぎることね。この様子...
「ああ。言ってなかったな」
「ん？ 何を？」
「私が頼まれた時、霊夢もパチュリーも妖夢もいたから前回の...
「……。下手打つと同士討ちもあり得るじゃない。存外えげつな...
「まぁ、連れ帰ったチームしか報酬貰えないから報酬は豪華ら...
「そこに期待していくしかなさそうね。っと、いよいよね。周...
「みたいだな。一気に行くぜ。掴まってな！ 彗星『ブレイジ...
膨大な魔力を纏って周囲の妖精どもを根こそぎ吹き飛ばしな...
「ふぅ。侵入完了だぜ」
「こういうのは大概、本命は一番上にいるからわざわざ一番下...
「全くだ。時間と体力の無駄だぜ。まぁ、シューティングの場...
「今回は関係ないわね。さて、一的にはそろそろ中ボスだと思...
「ようやく来たわねっ！！」
「「！？」」
声に振り返ってみると、そこに立っていたのはチルノだった...
「な、何よその反応。ああ。あたいに恐れをなしたのね。いつ...
「物凄くいつも通りね。というよりここのボスチルノだと思っ...
「全くだ。まさかチルノが中ボスだったとはな。黒幕が誰か想...
「ちょっと待って魔理沙。もしかしたらここが最奥かもしれな...
「成程な。だったらさっさとけりをつけるぜ」
「さっきからなにごちゃごちゃ言ってるのよ！ 来ないんだっ...
氷の弾幕が無作為にばら撒かれる。量とそこに込められた威...
「おいおい。そんな適当にばら撒くだけの弾なんか当たったり...
氷の弾幕の間を潜り抜けながら魔理沙はチルノに向かって飛...
「魔理沙！ 周囲を見て！ 罠よっ！」
「へ？」
アリスの声に周囲を見たときには、魔理沙は完全に氷の弾幕...
「なん……だと……？」
「一定値以上の隙間を空けていればそこを抜けてくるのは自明...
「くそっ！ チルノにいいようにされるとはな。だがな！ 檻...
膨大な魔力の奔流が氷の檻を突き破り、チルノを襲う。チル...
「マスタースパークを耐えるなんて、やっぱり強化されてるみ...
「みたいだな。だが、ここではこれ以上スペルは出来るだけ使...
「同感ね。深く考えれば、逃げた神の事考えてなかったし」
「あたいの事を終わったみたいな会話してんじゃないわよ！ ...
チルノの周囲から幾重ものつららが発生し、魔理沙たちを襲...
「って！ 魔理沙！？ なんでいきなり突っ込んでるの！？」
「アイシクルフォールはチルノの前でチョン避けを繰り返せば...
ピチューン
そう言いながら突っ込んでいった魔理沙は、チルノから放た...
「はぁ、予想通りの結果ね。て言うか魔理沙？ アレをいつも...
「そうみたいだな。しかし、避けるのも面倒だから吹き飛ばす...
「どうやってよ。流石にもう一度マスタースパーク撃っても避...
「こんなこともあろうかと、さっきの突撃の際チルノの真下に...
確かに、チルノの真下には小さな魔法陣が四つ並んで展開さ...
「普通こう言うのって、仕込んではいるけど下にいないから誘...
「そのつもりだぜ！ 喰らえっ！ コールドインフェルノ！！」
「そんな距離から何かしたって、あたいに届くはずがなきゃぁ...
チルノの真下の魔法陣から放たれた炎だか冷気だかよくわか...
「こ、こうなったら、あたいの最終奥義でコテンパンにしてや...
「ああ〜。お前には悪いが、これ以上お前に時間掛けるわけに...
「準備は完了。いつでもいけるわ」
「んじゃま。恋符『レインボースパーク』」
「へ？ きゃあぁあぁーーー！！！」
スペルの発動直前に、虹色の魔砲を直撃して、チルノは壁に...
「さてと、例の神様は恐らく上ね」
「そうだな。さっさと終わらせてしばらくここで避暑といきた...
二人はそう言って奥に続く階段をのぼりはじめた。
~
「思ってたよりも大きいわねここ。と言うより外から見たより...
「かもしれないな。紅魔館みたいな感じか？」
「みた感じでは、空間をいじってる感じはしないんだけどね」
「それはこの城の構造に起因する」
「出たわね本命。それにしても、構造？」
城の最奥の部屋にいたのは、緋色のローブを身に纏った少女...
「そうだ。よくここまで来れたものだな。ここは外での重要施...
「成程な。無駄に広いと思ってたのは、同じ場所をぐるぐると...
「そうだ。さて、私の名はミューズ・アルテノイツ。英知の女...
「「……ミューズ！？」」
ミューズの自己紹介に、二人は思わず驚愕の反応をしてしま...
「なんでそんなのがチルノと一緒にいるのよ？」
「思考と行動が気に入ったからだ。私の勘が告げるのだよ。こ...
「それで、その面白い結果が私達と言う訳だ。チルノを途中で...
「それは違うぞ。元々はここにいるのはチルノのはずだったが...
「それはまぁ、何というかすごくチルノらしいわね。さて、本...
「ああ。私達は華夏にお前を連れ戻すように言われている。無...
ミューズは玉座から立ち上がり、二人を見据える。
「まぁ、本来はあれにつき従う義理はないが、お前達が私を倒...
「もとよりそのつもりだぜ！」
二人の魔法使いと英知の女神の決戦の火蓋が、今切って落と...
「ふふふっ。私の叡知的弾幕はチルノの比ではないぞ！」
ミューズの放つ弾幕は、いかにもな隙間や、逆に無駄に密集...
「そこは蟻地獄だぞ。ブラックメイルシュトルム」
生命反応に反応するのか、周囲の弾幕が渦を巻くように隙間...
「だぁーー！！ こういうちまちまして鬱陶しい弾幕は嫌いな...
「わかってるわよ。大概が力押しで戦ってるから、講師達略の...
人形達が弾幕を避けながら四方八方に飛んでいく。人形達の...
「成程？ 生体反応じゃなくて、一定値――恐らく、配下の妖精...
「ほう。随分と気付くのが速いわね。しかし、気付けたからど...
「攻撃しようとすれば迎撃されるから？ だったら、足下を見...
「足下だと？」
ミューズはいぶかしんだが、すぐにはっとなって足下を見た...
「大江戸爆薬からくり人形。反応ぎりぎりの魔力しか込めてな...
ミューズが吹っ飛ぶと同時に、制御を失った弾幕群は力を失...
「くっ！ ならばこれでどうだ！ 改竄『不死の軍団』！」
ミューズは脇に持っていた小さい箱のようなものを開き、内...
「ただの妖精だったら怖くないぜっ！ そらそらっ！ マジッ...
周囲の妖精達は魔理沙の項火力マジックミサイルの直撃を受...
「無傷？ スペル名を鑑みれば当然だけど、流石にそんなこと...
魔理沙！ ミューズの持っている箱を狙って！」
「あの箱か！ わかったぜ！」
魔理沙は箒にまたがり、最大速で妖精を潜り抜けてミューズ...
「よしっ！ とったぜぇえ――！！」
魔理沙の速攻は完璧だった。その証拠に周りの妖精達は防衛...
「速いな。だがしかし、残念だったな」
魔理沙の放棄はミューズに届く10cmほど手前で停止していた...
「ふふふっ。この量子コンピュータ「ぴゅう子」に目を付けた...
「くそぅ。ここまでか」
「いや、お前達は実に頑張った。この私をここまで追い詰めた...
「あらそうなの？ じゃあ、魔理沙我慢してね？」
それは、遠方で妖精達の相手をしていたアリスの言葉だった...
「おいアリス。一体どういうことなんだ？」
「魔理沙の帽子の中よ」
「？？」
魔理沙は完全に動きを封じられていたため、ミューズが代わ...
「魔符『アーティフルサクリファイス』」
次の瞬間、魔理沙の頭の上にいた人形が大爆発し、魔理沙と...
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「さて、これでゲームセットね」
アリスはぴゅう子を取り上げ、人形操作用の糸でぐるぐる巻...
「ああ。完敗だ。あそこまで完璧に読み合いで敗北するとはな」
「というかアリス。あんなのを私の帽子に仕込まないでくれ。...
「誰もが予想しえないことだからこそ、奇襲になるんでしょ。...
「マジかっ！？」
「冗談よ。じゃあ、おとなしく戻るわね？」
「ああ。さて、戻ったとしても特にやる事があるわけでもなし...
そんなミューズの様子を見て、アリスはふと思ったことを口...
「普通に一言口添えしてれば、あそこの巫女もそこまでは言わ...
「ふむ。成程。次からはそうするか」
こうして、チルノとお騒がせな神が起こしたちょっとした出...
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