ラジオショックのまとめ
っぽい第五弾_三面ボス_REDMOON_SS をテンプレートにして作成
開始行:
#contents
* SS本文 [#n7562bee]
■[[僕○第23回]]
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Stage3 揺らめく赤い影
~
夕焼けが染まる小川を越えた先には、整地の成されていない獣...
「祭囃子も近づいてきたわね。この奥が本命かしら?」
「みたいだな。ここまで来るのに随分と手間を取ったが、ここ...
アリスの言葉に魔理沙が頷く。そして、獣道のそこ彼処から...
しばらく獣道を進んでいくと道が開け、前方に参道の姿を見...
「ふぅん? これはいよいよ本命みたいね」
「こっちでも祭りをやってるなら、覗くのもありかも知れない...
「いいから早く行くわよ。こんなところに長居するつもりはな...
「よしっ! じゃあ、さっさと解決してタダ酒だぜ」
二人は装飾準備中の参道に向かう。妖精達は驚いて迎撃をす...
「全力全快で気分爽快だぜっ!」
「さて、魔理沙がここまでやればいい加減向こう側から何か来...
「貴様等何をしている!!」
魔理沙の暴挙を黙って見ていたアリスの独り言に答えるかの...
周りの妖精が「標様が来た!」とか、「助けてください標様...
「魔理沙。釣れたわよ」
「ようやく本命か。随分と待ちくたびれたぜ」
「私をここに呼ぶ為だけにこれだけの被害を出したというのか...
標は二人の言葉を聞き、柳眉を逆立てた。ポケットから数本...
「おおっと、随分と頭にきているようだな」
「みたいね。出来る限りはしたくないけれど、いざとなったら...
「とりあえず私が前衛を切るぜ。アリスは周りと後ろを頼む」
「了解よ。いくわよ皆、出番よ」
魔理沙が箒にまたがり突っ込むと同時に、アリスは人形を展...
「行くぞ皆の者。私たちの仕事を邪魔する者共に制裁を」
標の言葉に周囲の妖精達は口々に「万歳妃殿下(イエスユア・...
「ちょっと待て! おいアリス! こいつら妖精とは思えない...
「そうね。何か裏がありそうね。少し調べてみるから、適当に...
「了解だぜ!」
4体の人形を連れて魔理沙は突貫する。その様子を見ながらア...
(確かに、現状の妖精の火力は通常の妖精の力を考えるとあり...
即ち、この強化には――)
と、そこまで思考したところで、被弾した魔理沙が近くに落ち...
「ちくしょう。妖精に落とされるとは屈辱だぜ」
「ふんっ。所詮貴様等などこの程度と言うことだ。全てはあの...
「魔理沙? 私が思考している間に何が起こったのよ? 向こ...
「途中からあんな感じだったぜ? それよりも何かわかったか...
魔理沙の言葉にアリスは「う〜ん」と呟く少し悩む。そして...
「わかったのは、向こうのリーダーによって強化されていると...
「だったら決まりだ。両方一気に吹き飛ばす! この一撃でな...
八卦炉から強大な魔力の奔流が迸る。標は一瞬驚いて動きが...
「高威力砲かっ! ならば、それ毎吹き飛ばしてくれるっ!!...
標は、周囲に弾幕を放つ。直後に、自身の放った弾幕を自ら...
二つの高威力砲は互いにぶつかりあり、せめぎ合い、拮抗状...
「くぅ! まさかこれほどまでの威力とは!!」
「私の魔砲とせめぎ合うとは驚きだがっ! これで終わりだっ...
魔理沙がさらに力を込める。それにより、拮抗状態は崩れ、...
「ぐぁああああ!!!!」
魔砲の奔流が駆け抜けた後、そこには標の姿はなかった。
「どうやら逃げられたようね」
「だが、この奥に行けばいいだろ? だったら行くだけだ」
「そうね」
二人は気を取り直して参道を進んでいく。進めば進むほどに...
「ねぇ魔理沙? 私はあまりこういった祭りについては知らな...
「いや、私の記憶でもこんなにもなかったと思うぜ」
すでに、二人が進む参道には、数え切れないほどの提灯が密...
「何か出て来そうな雰囲気ね」
「確かにそんな雰囲気が出てるな」
「ばぁ」
後ろから聞こえた声に二人が振り返ると、そこには1メートル...
「ばぁ」
突如、提灯の中ほどが裂け、そこから少女が這い出てきた。...
「魔符『アーティフルサクリファイス』!」
「恋符『ノンディレクショナルレーザー』!」
「へっ? きゃあぁーーーー!!!!」
無指向性のレーザーと炸裂呪式を込めた人形がお化け提灯に...
「何だったんだ今のは?」
「恐らくはお化け提灯の類だとは思うけれど……、文献で読んだ...
「まったくだぜ」
「まぁ、流石に今ので倒したでしょう。いきなりスペカ二枚を...
「勝手に殺さないで〜」
「「!?」」
アリスの予想に反し、煙が晴れたそこには、まだ提灯が残っ...
「ここはまだ準備中なので、もう少しだけ待っててくれません...
「なぁアリス?」
「ちなみに、祭りが始まるまで待とうってことなら断るわよ。...
アリスの言葉に提灯少女は落胆する。だが、すぐに気を取り...
「じゃあ、仕方がありません〜。力づくでも追い返しますよ〜...
周囲に釣ってあった大量の提灯が、まるで意思を持ったかの...
「ん? スペカでこの程度か? これだったら、さっきの奴の...
魔理沙はマジックミサイルで前方の提灯をまとめて吹き飛ば...
「なっ!? 落とすと増えるのか!? これは少し厄介だな」
「迎撃しなければ、威力のない弾幕。されど、攻撃すれば数を...
アリスは魔理沙のもとまで移動する。そして、魔理沙に目配...
「全てを吹き飛ばせば問題はないわね。魔理沙! 複合スペル...
「おっ! アレをやるのか!」
「術式同調開始(スペルリンクオープン)。術式をそっちに送る...
「よし来たぜ! 恋符『レインボースパーク』!!」
七色の魔力を孕んだ魔力砲が、眼前を阻むものをディスペル...
「きゅ〜。やられました〜」
「さて、祭りを楽しむとするか」
「それよりも異変解決が先よ」
それぞれの意見を言いながら、二人は参道の奥へと進むのだ...
go to next stage.
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* コメント欄 [#u80e1686]
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終了行:
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■[[僕○第23回]]
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Stage3 揺らめく赤い影
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夕焼けが染まる小川を越えた先には、整地の成されていない獣...
「祭囃子も近づいてきたわね。この奥が本命かしら?」
「みたいだな。ここまで来るのに随分と手間を取ったが、ここ...
アリスの言葉に魔理沙が頷く。そして、獣道のそこ彼処から...
しばらく獣道を進んでいくと道が開け、前方に参道の姿を見...
「ふぅん? これはいよいよ本命みたいね」
「こっちでも祭りをやってるなら、覗くのもありかも知れない...
「いいから早く行くわよ。こんなところに長居するつもりはな...
「よしっ! じゃあ、さっさと解決してタダ酒だぜ」
二人は装飾準備中の参道に向かう。妖精達は驚いて迎撃をす...
「全力全快で気分爽快だぜっ!」
「さて、魔理沙がここまでやればいい加減向こう側から何か来...
「貴様等何をしている!!」
魔理沙の暴挙を黙って見ていたアリスの独り言に答えるかの...
周りの妖精が「標様が来た!」とか、「助けてください標様...
「魔理沙。釣れたわよ」
「ようやく本命か。随分と待ちくたびれたぜ」
「私をここに呼ぶ為だけにこれだけの被害を出したというのか...
標は二人の言葉を聞き、柳眉を逆立てた。ポケットから数本...
「おおっと、随分と頭にきているようだな」
「みたいね。出来る限りはしたくないけれど、いざとなったら...
「とりあえず私が前衛を切るぜ。アリスは周りと後ろを頼む」
「了解よ。いくわよ皆、出番よ」
魔理沙が箒にまたがり突っ込むと同時に、アリスは人形を展...
「行くぞ皆の者。私たちの仕事を邪魔する者共に制裁を」
標の言葉に周囲の妖精達は口々に「万歳妃殿下(イエスユア・...
「ちょっと待て! おいアリス! こいつら妖精とは思えない...
「そうね。何か裏がありそうね。少し調べてみるから、適当に...
「了解だぜ!」
4体の人形を連れて魔理沙は突貫する。その様子を見ながらア...
(確かに、現状の妖精の火力は通常の妖精の力を考えるとあり...
即ち、この強化には――)
と、そこまで思考したところで、被弾した魔理沙が近くに落ち...
「ちくしょう。妖精に落とされるとは屈辱だぜ」
「ふんっ。所詮貴様等などこの程度と言うことだ。全てはあの...
「魔理沙? 私が思考している間に何が起こったのよ? 向こ...
「途中からあんな感じだったぜ? それよりも何かわかったか...
魔理沙の言葉にアリスは「う〜ん」と呟く少し悩む。そして...
「わかったのは、向こうのリーダーによって強化されていると...
「だったら決まりだ。両方一気に吹き飛ばす! この一撃でな...
八卦炉から強大な魔力の奔流が迸る。標は一瞬驚いて動きが...
「高威力砲かっ! ならば、それ毎吹き飛ばしてくれるっ!!...
標は、周囲に弾幕を放つ。直後に、自身の放った弾幕を自ら...
二つの高威力砲は互いにぶつかりあり、せめぎ合い、拮抗状...
「くぅ! まさかこれほどまでの威力とは!!」
「私の魔砲とせめぎ合うとは驚きだがっ! これで終わりだっ...
魔理沙がさらに力を込める。それにより、拮抗状態は崩れ、...
「ぐぁああああ!!!!」
魔砲の奔流が駆け抜けた後、そこには標の姿はなかった。
「どうやら逃げられたようね」
「だが、この奥に行けばいいだろ? だったら行くだけだ」
「そうね」
二人は気を取り直して参道を進んでいく。進めば進むほどに...
「ねぇ魔理沙? 私はあまりこういった祭りについては知らな...
「いや、私の記憶でもこんなにもなかったと思うぜ」
すでに、二人が進む参道には、数え切れないほどの提灯が密...
「何か出て来そうな雰囲気ね」
「確かにそんな雰囲気が出てるな」
「ばぁ」
後ろから聞こえた声に二人が振り返ると、そこには1メートル...
「ばぁ」
突如、提灯の中ほどが裂け、そこから少女が這い出てきた。...
「魔符『アーティフルサクリファイス』!」
「恋符『ノンディレクショナルレーザー』!」
「へっ? きゃあぁーーーー!!!!」
無指向性のレーザーと炸裂呪式を込めた人形がお化け提灯に...
「何だったんだ今のは?」
「恐らくはお化け提灯の類だとは思うけれど……、文献で読んだ...
「まったくだぜ」
「まぁ、流石に今ので倒したでしょう。いきなりスペカ二枚を...
「勝手に殺さないで〜」
「「!?」」
アリスの予想に反し、煙が晴れたそこには、まだ提灯が残っ...
「ここはまだ準備中なので、もう少しだけ待っててくれません...
「なぁアリス?」
「ちなみに、祭りが始まるまで待とうってことなら断るわよ。...
アリスの言葉に提灯少女は落胆する。だが、すぐに気を取り...
「じゃあ、仕方がありません〜。力づくでも追い返しますよ〜...
周囲に釣ってあった大量の提灯が、まるで意思を持ったかの...
「ん? スペカでこの程度か? これだったら、さっきの奴の...
魔理沙はマジックミサイルで前方の提灯をまとめて吹き飛ば...
「なっ!? 落とすと増えるのか!? これは少し厄介だな」
「迎撃しなければ、威力のない弾幕。されど、攻撃すれば数を...
アリスは魔理沙のもとまで移動する。そして、魔理沙に目配...
「全てを吹き飛ばせば問題はないわね。魔理沙! 複合スペル...
「おっ! アレをやるのか!」
「術式同調開始(スペルリンクオープン)。術式をそっちに送る...
「よし来たぜ! 恋符『レインボースパーク』!!」
七色の魔力を孕んだ魔力砲が、眼前を阻むものをディスペル...
「きゅ〜。やられました〜」
「さて、祭りを楽しむとするか」
「それよりも異変解決が先よ」
それぞれの意見を言いながら、二人は参道の奥へと進むのだ...
go to next stage.
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