ラジオショックのまとめ
っぽい第三弾_一面ボス_REDMOON_SS をテンプレートにして作成
開始行:
#contents
* SS本文 [#f98604ac]
■[[僕○第21回]]
----
霧の湖の畔にたつ、窓の少ない紅い館。紅魔館の図書館にて...
「あれ? パチュリー様? そんな姿で一体どうしたんですか...
そうパチュリーに問うのは図書館の司書。パチュリーの遣い...
「実際に出るのよ。それよりも小悪魔。魔理沙かアリスに連絡...
「魔理沙さんでしたら、異変の調査に行かれたらしいですよ?...
「何て間の悪い。じゃあ他に…………、小悪魔行くわよ」
流石に自分と咲夜が同時にここを空けるのはまずいだろうと...
「私はそう言うのはちょっと……、咲夜さんや美鈴さんじゃ駄目...
「両方とも論外よ。美鈴は門番だし、私と咲夜の両方がいなか...
「じゃあそれを私が頑張りますから、咲夜さんと行って下さい」
「いいから行くわよ」
パチュリーは小悪魔を無理やり連れて、紅魔館を後にした。
~
~
Stage1 神隠しの怪の解
~
パチュリーと小悪魔は先に調べていた情報をもとに、神隠し...
「神隠しはあながち間違った話ではなさそうね。まだ、妖怪は...
「そうですね。先ほどから毛玉ばかりでそろそろ撃ち落とすの...
「とりあえず、妖精でも何でもいいから見つけたら事情を聴く...
「わかりました」
小悪魔は頷き、周囲探査の魔法を起動させる。無詠唱発動系...
「妖精らしき反応一つ! 向こうの方からです!!」
「じゃあ行くわよ。……前方の毛玉たちが邪魔ね。吹き飛びなさ...
パチュリーの持つ魔導書から放たれた火球が前方から飛来す...
「探知に引っかかった妖精はこれみたいですねパチュリー様。...
「ここらで何があったのかを聞くのよ。というわけでちょっと...
パチュリーの言葉は最後まで続かなかった。その前に妖精が...
「ひやぁあぁーーー!! 来ないでくださいーー!!」
妖精は高速で逃げていた。その速度は並みの妖怪では追い切...
「は、速い!? どうするんですかパチュリー様!? 流石に...
「追いつけないなら撃ち落とすだけよ。速度は大体わかったか...
妖精の逃げようとしたルートの前方の地面からいくつもの岩...
「きゅ〜〜」
「死んでませんかこれ?」
「直撃は避けたから大丈夫のはずよ。とはいえ、起きるを待つ...
「パチュリー様がですかっ!?」
「その驚きには悪意を感じるけどまぁいいわ。もつのは貴女よ...
「パチュリー様の鬼―!」
「いいからさっさと運びなさい」
妖精を無理やり小悪魔に背負わせてパチュリーは先を急いだ...
「ここが件の場所ね」
「はい。恐らく隔離された空間があると思われます。そして、...
「とりあえず、調べてみる甲斐はありそうね」
パチュリーは結界解除の魔導式を組み始める。
「ここでなにをしている?」
「!?」
探知魔法に引っかからず突然の出現した人物に小悪魔は驚愕...
「ここを調べているだけよ。迷惑だったかしら」
「何故……という理由さえあれば構わないが……ん? そこにいる...
その人物は小悪魔の背にいる妖精を見て納得したような顔を...
「なんだ。お前達も志望者か。それならばそうと言え」
その人物が手を小悪魔の方に向けると同時に背にいたはずの...
「なっ!? 今、何を!?」
驚愕している小悪魔をその人物はいぶかしむような顔を見た。
「何を驚いている? お前達もこれを望んできたのだろう?」
「一応聞いておくわ。「これ」とは、何のことかしら?」
パチュリーの問いにその人物は揺るぎの無い真直の視線をパ...
「決まっている……神隠しだ」
「つまり……あなたが神隠しの怪でいいのね?」
「つまるところそうだな。私の名は八幡磐境。さて、それでは...
八幡の瞳がパチュリーと小悪魔を射抜く。パチュリーは動じ...
「どどどどうするんですかパチュリー様っ!? いきなり黒幕...
「落ち着きなさい小悪魔。でもそうね。まずは……話し合いが必...
パチュリーはそう言い、誘導式の小型火球を数個八幡に向か...
「何の真似だ?」
「幻想郷での話し合いはこんなものでしょう? 後、私達は神...
「ふむ。パチュリーと言ったか……お前は……まぁよい。そちらに...
「小悪魔! 戦闘準備!」
「は、はい! わかりました!」
小悪魔は慌てて前衛に出る。パチュリーは後方で詠唱を開始...
「だ、駄目ですパチュリー様っ! このままでは……!」
「そろそろ頃合いね。小悪魔来なさい!」
「は、はい!」
パチュリーの前方に小悪魔が立つ。八幡はそれを見ていぶか...
「何をするつもりだ?」
「すぐにわかるわ。スペルリンク!」
「了解です! 直型魔力循環炉形成、私の魔力と思考回路をパ...
「リンク完了。いくわよ。日&火符『ガトリングフレア』」
燃え盛る劫火の炎弾が絶えることなく連射される。咄嗟の防...
「やったぁ! やりましたよパチュリー様!」
小悪魔は喜びを露わに飛び跳ねる。その様子を横目にしなが...
「さて、戯れはこれくらいにするとして、知ってる事を教えて...
「私自身は神隠しをしているだけだ。これの意味は理解してい...
八幡はまるで被弾していないかのように無造作に立ち上がる。
「無傷っ!? でも――」
「もういいわよ小悪魔。これは今回の異変の黒幕じゃないわ。...
小悪魔の言葉をパチュリーが片手で制し、八幡を問う。
「そうだ。今起きている何かには得体のしれない何かを感じる...
「??」
「要するに、神隠しと言ってはいるけれど、その実は結界内に...
「じゃ、じゃあ、なんでさっき戦ったんですか? それだと戦...
小悪魔の問いにパチュリーは溜息をつく。
「誰の為だと思ってるのよ。あれほど、黒幕だと誤解して、敵...
「そう言う訳だ。さて、話の続きだが、怪しいのはいつ、どこ...
「ええ。今回の異変……何か嫌な予感がするのよ。貴女も似たよ...
「そうか。力にはなれないが頑張ってくれ」
八幡の言葉にパチュリーは軽く笑い、
「いわれなくてもやれるだけやるわ。いくわよ小悪魔」
「はい。パチュリー様」
パチュリーと小悪魔は八幡の示した祭囃子の聞こえる方向へ...
~
go to next stage
~
* コメント欄 [#u79f8e3a]
#comment()
終了行:
#contents
* SS本文 [#f98604ac]
■[[僕○第21回]]
----
霧の湖の畔にたつ、窓の少ない紅い館。紅魔館の図書館にて...
「あれ? パチュリー様? そんな姿で一体どうしたんですか...
そうパチュリーに問うのは図書館の司書。パチュリーの遣い...
「実際に出るのよ。それよりも小悪魔。魔理沙かアリスに連絡...
「魔理沙さんでしたら、異変の調査に行かれたらしいですよ?...
「何て間の悪い。じゃあ他に…………、小悪魔行くわよ」
流石に自分と咲夜が同時にここを空けるのはまずいだろうと...
「私はそう言うのはちょっと……、咲夜さんや美鈴さんじゃ駄目...
「両方とも論外よ。美鈴は門番だし、私と咲夜の両方がいなか...
「じゃあそれを私が頑張りますから、咲夜さんと行って下さい」
「いいから行くわよ」
パチュリーは小悪魔を無理やり連れて、紅魔館を後にした。
~
~
Stage1 神隠しの怪の解
~
パチュリーと小悪魔は先に調べていた情報をもとに、神隠し...
「神隠しはあながち間違った話ではなさそうね。まだ、妖怪は...
「そうですね。先ほどから毛玉ばかりでそろそろ撃ち落とすの...
「とりあえず、妖精でも何でもいいから見つけたら事情を聴く...
「わかりました」
小悪魔は頷き、周囲探査の魔法を起動させる。無詠唱発動系...
「妖精らしき反応一つ! 向こうの方からです!!」
「じゃあ行くわよ。……前方の毛玉たちが邪魔ね。吹き飛びなさ...
パチュリーの持つ魔導書から放たれた火球が前方から飛来す...
「探知に引っかかった妖精はこれみたいですねパチュリー様。...
「ここらで何があったのかを聞くのよ。というわけでちょっと...
パチュリーの言葉は最後まで続かなかった。その前に妖精が...
「ひやぁあぁーーー!! 来ないでくださいーー!!」
妖精は高速で逃げていた。その速度は並みの妖怪では追い切...
「は、速い!? どうするんですかパチュリー様!? 流石に...
「追いつけないなら撃ち落とすだけよ。速度は大体わかったか...
妖精の逃げようとしたルートの前方の地面からいくつもの岩...
「きゅ〜〜」
「死んでませんかこれ?」
「直撃は避けたから大丈夫のはずよ。とはいえ、起きるを待つ...
「パチュリー様がですかっ!?」
「その驚きには悪意を感じるけどまぁいいわ。もつのは貴女よ...
「パチュリー様の鬼―!」
「いいからさっさと運びなさい」
妖精を無理やり小悪魔に背負わせてパチュリーは先を急いだ...
「ここが件の場所ね」
「はい。恐らく隔離された空間があると思われます。そして、...
「とりあえず、調べてみる甲斐はありそうね」
パチュリーは結界解除の魔導式を組み始める。
「ここでなにをしている?」
「!?」
探知魔法に引っかからず突然の出現した人物に小悪魔は驚愕...
「ここを調べているだけよ。迷惑だったかしら」
「何故……という理由さえあれば構わないが……ん? そこにいる...
その人物は小悪魔の背にいる妖精を見て納得したような顔を...
「なんだ。お前達も志望者か。それならばそうと言え」
その人物が手を小悪魔の方に向けると同時に背にいたはずの...
「なっ!? 今、何を!?」
驚愕している小悪魔をその人物はいぶかしむような顔を見た。
「何を驚いている? お前達もこれを望んできたのだろう?」
「一応聞いておくわ。「これ」とは、何のことかしら?」
パチュリーの問いにその人物は揺るぎの無い真直の視線をパ...
「決まっている……神隠しだ」
「つまり……あなたが神隠しの怪でいいのね?」
「つまるところそうだな。私の名は八幡磐境。さて、それでは...
八幡の瞳がパチュリーと小悪魔を射抜く。パチュリーは動じ...
「どどどどうするんですかパチュリー様っ!? いきなり黒幕...
「落ち着きなさい小悪魔。でもそうね。まずは……話し合いが必...
パチュリーはそう言い、誘導式の小型火球を数個八幡に向か...
「何の真似だ?」
「幻想郷での話し合いはこんなものでしょう? 後、私達は神...
「ふむ。パチュリーと言ったか……お前は……まぁよい。そちらに...
「小悪魔! 戦闘準備!」
「は、はい! わかりました!」
小悪魔は慌てて前衛に出る。パチュリーは後方で詠唱を開始...
「だ、駄目ですパチュリー様っ! このままでは……!」
「そろそろ頃合いね。小悪魔来なさい!」
「は、はい!」
パチュリーの前方に小悪魔が立つ。八幡はそれを見ていぶか...
「何をするつもりだ?」
「すぐにわかるわ。スペルリンク!」
「了解です! 直型魔力循環炉形成、私の魔力と思考回路をパ...
「リンク完了。いくわよ。日&火符『ガトリングフレア』」
燃え盛る劫火の炎弾が絶えることなく連射される。咄嗟の防...
「やったぁ! やりましたよパチュリー様!」
小悪魔は喜びを露わに飛び跳ねる。その様子を横目にしなが...
「さて、戯れはこれくらいにするとして、知ってる事を教えて...
「私自身は神隠しをしているだけだ。これの意味は理解してい...
八幡はまるで被弾していないかのように無造作に立ち上がる。
「無傷っ!? でも――」
「もういいわよ小悪魔。これは今回の異変の黒幕じゃないわ。...
小悪魔の言葉をパチュリーが片手で制し、八幡を問う。
「そうだ。今起きている何かには得体のしれない何かを感じる...
「??」
「要するに、神隠しと言ってはいるけれど、その実は結界内に...
「じゃ、じゃあ、なんでさっき戦ったんですか? それだと戦...
小悪魔の問いにパチュリーは溜息をつく。
「誰の為だと思ってるのよ。あれほど、黒幕だと誤解して、敵...
「そう言う訳だ。さて、話の続きだが、怪しいのはいつ、どこ...
「ええ。今回の異変……何か嫌な予感がするのよ。貴女も似たよ...
「そうか。力にはなれないが頑張ってくれ」
八幡の言葉にパチュリーは軽く笑い、
「いわれなくてもやれるだけやるわ。いくわよ小悪魔」
「はい。パチュリー様」
パチュリーと小悪魔は八幡の示した祭囃子の聞こえる方向へ...
~
go to next stage
~
* コメント欄 [#u79f8e3a]
#comment()
ページ名: