ラジオショックのまとめ
っぽい第八弾_ラスボス_REDMOON_SS をテンプレートにして作成
開始行:
#contents
* SS本文 [#h6823bed]
■[[僕○第26回]]
----
Stage6 偽りの神 宴の終わり
~
戦いが終わり、祭も最高潮となり、幾重もの花火が打ち上げ...
「花火が綺麗ですね。それで、霊夢さんは何か気になる事があ...
「ん、そうね。違和感……かしら? まだ、終わってないような...
「違和感ですか?」
早苗は辺りを見渡す。見えるのは打ち上がる花火、聞こえる...
「気付いたようね。周囲の物事と、音が一致しない個所がちら...
「では向かいましょうか。霊夢さんの勘の良さはこれまでで十...
「ありがとう。じゃあ、行くわよ」
霊夢たちは花火の打ち上がる空を飛翔した。しばらく進んで...
「どうやら当たりの様ね。一気に蹴散らすわ!」
「はい!」
二人は迫りくる妖精達をお札や陰陽玉でき散らしながらどん...
「ん?」
妖精を倒しながら進む最中、ふと違和感を感じた霊夢は後ろ...
「霊夢さん? どうかしたんですか?」
「いえ、何でもないわ。それよりも、向こうの方が騒がしいわ...
「向こうですか?」
早苗は霊夢の指した方向を見る。そこでは、激しい弾幕同士...
「すでに誰かが戦いを始めていたみたいね。とにかく行くわよ」
「そうですね。それにしても、いったいどんな戦いが起こって...
「それを知るためにも向こうに行くのよ。にしてもこの感じ――...
霊夢は身に覚えのある――しかし、それをさらに精錬したかの...
「紅符『スカーレットシュート』」
しかし、霊夢の否定もむなしく、予想は当たっていたことを...
「ど、どうしてレミリアがここに……?」
霊夢の問いにレミリアは何も答えない。だが、代わりに答え...
「何故ここにいるのかはこっちにもわかってないわ。ただ、こ...
「はい! まだ、何とか動けます!」
「そう。じゃあ、いったん下がって、紅白に戦闘開始からの事...
「わかりました! すみませんパチュリー様。不甲斐ないばか...
「気にしないでいいわよ。火金符『セントエルモピラー』!」
パチュリーとレミリアがスペカでの応戦を始めると同時に、...
「それで? これは一体どういうことなのかしら?」
「パチュリー様が言うには、これは地霊殿の主と同系のスペル...
小悪魔は、色々と思いだしながら、先ほどの戦闘を思い返し...
~
「これほどまでの妖精群に守らせるとは、やはりまだ終わって...
「みたいですね」
「代演『ロールプレイング・ゲーム』」
「「!?」」
突然のスペルの宣言に、二人は咄嗟に防御に集中する。そし...
「レミィ? どうしてここに? それに紅い月はまだ――!?」
パチュリーは見た。レミリアを包む紅い魔力の桁が違うこと...
(これはまるであの時の――)
「こんなにも月が紅いから、こんなにも夜が紅いなら、こんな...
「レミィ……貴女、まさか……」
「パチュリー様!? どうしたんですか!?」
小悪魔は必死にパチュリーを揺さぶるが、パチュリーは茫然...
「血よりも紅く朱き赤い世界を滅ぼし、無に帰してあげるわ。...
「そう。やっぱりあの時のレミィなのね。あのときは私も認め...
「そう。パチェは敵対するのね。いいわ。誰が夜の王か、今一...
次の瞬間、両者の放った弾幕が互いにぶつかり合い、膨大な...
「いたたたた。余波でこの威力って何ですか!?」
「小悪魔は下がってなさい! 火符『アグニシャイン』」
「その程度? それならこれで十分よ。デーモンロードアロー」
パチュリーの放ったスペルを、レミリアは数本の赤い矢で全...
「パチュリー様―――!!」
「聞こえているし無事よ。レミィにはどうしてもこれを当てる...
爆煙が晴れたそこには、すでに極大の太陽を模した魔力塊が...
「運命『ミゼラブルフェイト』。それを私が気付かないと思っ...
「そうね。でも、防ぐために一瞬を使ったわね。金木符『エレ...
パチュリーは鎖の合間を抜けレミリアに接近し、幾重もの歯...
「無駄よ。いくら裁断したとしても、その程度じゃ吸血鬼は倒...
レミリアの手から放たれた赤い紅弾が防御壁ごとパチュリー...
~
「って、ところで二人が来たんですよ」
「……なるほどね。先ほどの違和感、それらを総合して考えるに...
「幻影ですか? でも、普通に打ち落としてましたよね」
「そうね。そういう言い方では、幻影は間違いね。でも、それ...
「幻影でいいわよ」
霊夢の言葉に答えたのは何とレミリアだった。その横ではパ...
「あら? 自分から答えていいの?」
「少なくとも、ここで私が本物だなんて考えているのはいない...
レミリアはそう言って、パチュリーを小悪魔の方に投げて渡...
「霊夢たちも、このまま帰るのだったら危害は加えないわよ」
「なるほどね。つまりは奥に何かあると」
「霊夢。蛮勇は死を招くわよ」
「パチュリーも何かあると思ったからここに来たんでしょう。...
霊夢はレミリアに向かってお札を放つ。レミリアは咄嗟に防...
「よく気付きましたね。気付かなければ楽に済ましてあげたも...
「何よこれ? 付喪神にしては持ってる力が半端じゃないわ」
「はい。普通の付喪神とは思えないぐらいの信仰をされている...
「やっぱり何か隠してるわね」
「さて、ここまで来られた以上、最早問答は無用です。私の名...
眩識の言と同時に、無数の妖精が現れる。
「触れれて能力も使える幻影。確かにそれはもう、本物と偽物...
「霊夢さん! 落しても落としてもきりがありません!」
「だったら、狙うのは本体ね。何かいい方法はないかしら?」
「それでしたら、いいのがありますよ。ちょっと準備に待って...
そう言って、準備を始めた早苗の姿を見て眩識は呆れたよう...
「そんな隙を見逃すと思うな。幻影『ファンタズマゴリア・オ...
虚空から無数の妖精達が現れ、霊夢たちに向かって突っ込ん...
「また? どうせ幻影なんでしょ?」
霊夢はそう嘆息しながら妖精に向かってお札を投擲する。お...
「な――、何よこれ!」
「さっきの洞察力と館はどうした。これもただの幻影だぞ。衝...
「……と、いうことは」
一個の目の起爆から連鎖して、残りの弾も起爆し、霊夢たち...
「さて、これほどまでの弾幕をどう防ぐ?」
「霊夢さん! 準備ができました! 開海『海が割れる日』!」
「む? 何をする気――なん、だと!?」
眩識は目の前の光景に驚愕した。霊夢たちを襲っていた弾幕...
そして、驚愕している隙に、二人は開いた道を駆け抜けてく...
「くっ! させるか! 異識『無限燈篭』!!」
速度差のある苦無をばら撒き、その間隙をレーザーで補う。...
「この感覚……、そういうことね。止めをいくわ。力を貸しなさ...
「はい! わかりました!」
霊夢と早苗は横一列に並び、同時に符を取り出し宣言する。
「「霊符『夢想封印 風』!!」」
二人から放たれた無数の霊力塊は苦無弾を薙ぎ払いながら眩...
「な……、なぜ私がここにいるとわかった?」
何もない空間から眩識の姿が現れ、前方にあった眩識の幻影...
「幻影の相手をするのは飽きたのよ。まぁ、控え目に言えば勘...
「ふっ。博麗の巫女とは恐ろしいものだな」
「さて、それじゃあここで何をしようとしてたのか聞かせても...
「そうですね。今度こそこれで異変解決のはずですし」
二人の言葉に眩識は首をかしげた。そして逆に問い返した。
「待って、何の話ですか?」
「何って、神隠しとかのことよね?」
「はい。でも、そういえばそこら辺は前に戦った人がやったっ...
「じゃあ、これは何してたのよ?」
「さぁ?」
「…………」
二人の会話をさらに聞くと、眩識はさらに頭を抱えたくなっ...
「それは……、つまりあれですか? ただの勘でここまで突っ込...
「なんかそういわれると、私達が迷惑を被ったみたいにも聞こ...
「そうね。じゃあ、ついでにこっちからもタダ酒貰っとこうか...
二人の勝手な物言いに、眩識は怒髪天を衝き、
「迷惑を被ったのは――こっちです!!」
二人の頭を殴ってから、対話による解決を用いることにした。
とりあえず、もう祭は始まったので、後は放っておけば元に...
~
all stage clear.
~
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■[[僕○第26回]]
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Stage6 偽りの神 宴の終わり
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戦いが終わり、祭も最高潮となり、幾重もの花火が打ち上げ...
「花火が綺麗ですね。それで、霊夢さんは何か気になる事があ...
「ん、そうね。違和感……かしら? まだ、終わってないような...
「違和感ですか?」
早苗は辺りを見渡す。見えるのは打ち上がる花火、聞こえる...
「気付いたようね。周囲の物事と、音が一致しない個所がちら...
「では向かいましょうか。霊夢さんの勘の良さはこれまでで十...
「ありがとう。じゃあ、行くわよ」
霊夢たちは花火の打ち上がる空を飛翔した。しばらく進んで...
「どうやら当たりの様ね。一気に蹴散らすわ!」
「はい!」
二人は迫りくる妖精達をお札や陰陽玉でき散らしながらどん...
「ん?」
妖精を倒しながら進む最中、ふと違和感を感じた霊夢は後ろ...
「霊夢さん? どうかしたんですか?」
「いえ、何でもないわ。それよりも、向こうの方が騒がしいわ...
「向こうですか?」
早苗は霊夢の指した方向を見る。そこでは、激しい弾幕同士...
「すでに誰かが戦いを始めていたみたいね。とにかく行くわよ」
「そうですね。それにしても、いったいどんな戦いが起こって...
「それを知るためにも向こうに行くのよ。にしてもこの感じ――...
霊夢は身に覚えのある――しかし、それをさらに精錬したかの...
「紅符『スカーレットシュート』」
しかし、霊夢の否定もむなしく、予想は当たっていたことを...
「ど、どうしてレミリアがここに……?」
霊夢の問いにレミリアは何も答えない。だが、代わりに答え...
「何故ここにいるのかはこっちにもわかってないわ。ただ、こ...
「はい! まだ、何とか動けます!」
「そう。じゃあ、いったん下がって、紅白に戦闘開始からの事...
「わかりました! すみませんパチュリー様。不甲斐ないばか...
「気にしないでいいわよ。火金符『セントエルモピラー』!」
パチュリーとレミリアがスペカでの応戦を始めると同時に、...
「それで? これは一体どういうことなのかしら?」
「パチュリー様が言うには、これは地霊殿の主と同系のスペル...
小悪魔は、色々と思いだしながら、先ほどの戦闘を思い返し...
~
「これほどまでの妖精群に守らせるとは、やはりまだ終わって...
「みたいですね」
「代演『ロールプレイング・ゲーム』」
「「!?」」
突然のスペルの宣言に、二人は咄嗟に防御に集中する。そし...
「レミィ? どうしてここに? それに紅い月はまだ――!?」
パチュリーは見た。レミリアを包む紅い魔力の桁が違うこと...
(これはまるであの時の――)
「こんなにも月が紅いから、こんなにも夜が紅いなら、こんな...
「レミィ……貴女、まさか……」
「パチュリー様!? どうしたんですか!?」
小悪魔は必死にパチュリーを揺さぶるが、パチュリーは茫然...
「血よりも紅く朱き赤い世界を滅ぼし、無に帰してあげるわ。...
「そう。やっぱりあの時のレミィなのね。あのときは私も認め...
「そう。パチェは敵対するのね。いいわ。誰が夜の王か、今一...
次の瞬間、両者の放った弾幕が互いにぶつかり合い、膨大な...
「いたたたた。余波でこの威力って何ですか!?」
「小悪魔は下がってなさい! 火符『アグニシャイン』」
「その程度? それならこれで十分よ。デーモンロードアロー」
パチュリーの放ったスペルを、レミリアは数本の赤い矢で全...
「パチュリー様―――!!」
「聞こえているし無事よ。レミィにはどうしてもこれを当てる...
爆煙が晴れたそこには、すでに極大の太陽を模した魔力塊が...
「運命『ミゼラブルフェイト』。それを私が気付かないと思っ...
「そうね。でも、防ぐために一瞬を使ったわね。金木符『エレ...
パチュリーは鎖の合間を抜けレミリアに接近し、幾重もの歯...
「無駄よ。いくら裁断したとしても、その程度じゃ吸血鬼は倒...
レミリアの手から放たれた赤い紅弾が防御壁ごとパチュリー...
~
「って、ところで二人が来たんですよ」
「……なるほどね。先ほどの違和感、それらを総合して考えるに...
「幻影ですか? でも、普通に打ち落としてましたよね」
「そうね。そういう言い方では、幻影は間違いね。でも、それ...
「幻影でいいわよ」
霊夢の言葉に答えたのは何とレミリアだった。その横ではパ...
「あら? 自分から答えていいの?」
「少なくとも、ここで私が本物だなんて考えているのはいない...
レミリアはそう言って、パチュリーを小悪魔の方に投げて渡...
「霊夢たちも、このまま帰るのだったら危害は加えないわよ」
「なるほどね。つまりは奥に何かあると」
「霊夢。蛮勇は死を招くわよ」
「パチュリーも何かあると思ったからここに来たんでしょう。...
霊夢はレミリアに向かってお札を放つ。レミリアは咄嗟に防...
「よく気付きましたね。気付かなければ楽に済ましてあげたも...
「何よこれ? 付喪神にしては持ってる力が半端じゃないわ」
「はい。普通の付喪神とは思えないぐらいの信仰をされている...
「やっぱり何か隠してるわね」
「さて、ここまで来られた以上、最早問答は無用です。私の名...
眩識の言と同時に、無数の妖精が現れる。
「触れれて能力も使える幻影。確かにそれはもう、本物と偽物...
「霊夢さん! 落しても落としてもきりがありません!」
「だったら、狙うのは本体ね。何かいい方法はないかしら?」
「それでしたら、いいのがありますよ。ちょっと準備に待って...
そう言って、準備を始めた早苗の姿を見て眩識は呆れたよう...
「そんな隙を見逃すと思うな。幻影『ファンタズマゴリア・オ...
虚空から無数の妖精達が現れ、霊夢たちに向かって突っ込ん...
「また? どうせ幻影なんでしょ?」
霊夢はそう嘆息しながら妖精に向かってお札を投擲する。お...
「な――、何よこれ!」
「さっきの洞察力と館はどうした。これもただの幻影だぞ。衝...
「……と、いうことは」
一個の目の起爆から連鎖して、残りの弾も起爆し、霊夢たち...
「さて、これほどまでの弾幕をどう防ぐ?」
「霊夢さん! 準備ができました! 開海『海が割れる日』!」
「む? 何をする気――なん、だと!?」
眩識は目の前の光景に驚愕した。霊夢たちを襲っていた弾幕...
そして、驚愕している隙に、二人は開いた道を駆け抜けてく...
「くっ! させるか! 異識『無限燈篭』!!」
速度差のある苦無をばら撒き、その間隙をレーザーで補う。...
「この感覚……、そういうことね。止めをいくわ。力を貸しなさ...
「はい! わかりました!」
霊夢と早苗は横一列に並び、同時に符を取り出し宣言する。
「「霊符『夢想封印 風』!!」」
二人から放たれた無数の霊力塊は苦無弾を薙ぎ払いながら眩...
「な……、なぜ私がここにいるとわかった?」
何もない空間から眩識の姿が現れ、前方にあった眩識の幻影...
「幻影の相手をするのは飽きたのよ。まぁ、控え目に言えば勘...
「ふっ。博麗の巫女とは恐ろしいものだな」
「さて、それじゃあここで何をしようとしてたのか聞かせても...
「そうですね。今度こそこれで異変解決のはずですし」
二人の言葉に眩識は首をかしげた。そして逆に問い返した。
「待って、何の話ですか?」
「何って、神隠しとかのことよね?」
「はい。でも、そういえばそこら辺は前に戦った人がやったっ...
「じゃあ、これは何してたのよ?」
「さぁ?」
「…………」
二人の会話をさらに聞くと、眩識はさらに頭を抱えたくなっ...
「それは……、つまりあれですか? ただの勘でここまで突っ込...
「なんかそういわれると、私達が迷惑を被ったみたいにも聞こ...
「そうね。じゃあ、ついでにこっちからもタダ酒貰っとこうか...
二人の勝手な物言いに、眩識は怒髪天を衝き、
「迷惑を被ったのは――こっちです!!」
二人の頭を殴ってから、対話による解決を用いることにした。
とりあえず、もう祭は始まったので、後は放っておけば元に...
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