ラジオショックのまとめ
っぽい第六弾_四面ボス_REDMOON_SS をテンプレートにして作成
開始行:
#contents
* SS本文 [#t9a3ed02]
■[[僕○第24回]]
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Stage4 荒ぶる神の輿
~
出店の出揃った参道を霊夢と早苗は割と寄り道しながら進ん...
「霊夢さん霊夢さん。射的ですよ。ちょっとやって行きません...
「家はそんな余裕はないわよ。だから、タダ酒の為に異変解決...
「でも、少しぐらいでしたら大丈夫ですよね? 私は一応お金...
霊夢はついに根負けし、「仕方ないわね」と言い、早苗につい...
「それでは……いきます!」
早苗は狙いを定め、次々と景品を落としていく。霊夢がちょっ...
「見てください霊夢さん! 大漁ですよ!」
喜ぶ早苗とは対照的に、霊夢は頭を抱えながら言った。
「それで? そんな大荷物持ってどうやって戦闘するのよ?」
「あっ」
「あっ。じゃないわよ。全く、一応異変解決の為に来たってこ...
「ん? 見ない客だな? 一杯やるかい? 勿論サービスだ」
「貰うわ!」
霊夢は早苗への説教を半ばに、差し出されたお酒を一気に呷...
「おお! 言い飲みっぷりだねぇ。気に入った! もっと飲み...
そう言って、さらに霊夢にお酒を渡す。霊夢がそれをまた一...
程よく酔いが回り、異変の事も忘れそうになったその時、二...
「ん? あの神輿は何?」
「あれ? あの神輿は何ですか?」
早苗も気になったのか、出店巡りから戻ってくる。
「ああ、あれは喧嘩神輿さ。この祭りの見ものさ。ただ、ちょ...
屋台の妖怪がそう言ったと同時に、押し負けた神輿が霊夢た...
「霊夢さん!? 大丈夫ですか!?」
「…………」
早苗の声に霊夢は何も答えなかった。屋台の妖怪も何か言っ...
「あの? 霊夢さん?」
「さて、そろそろ行くわよ」
「は、はい!!」
恐ろしいほどまでに静かな、冷たい言葉に、早苗は首を縦に...
そこからの出来事は一瞬だった。
神輿同士がぶつかり合って、互いに距離を取ったその瞬間に...
「次行くわよ」
「は、はい!」
霊夢に連れられたまま進みつつ、後ろを見た早苗の目には、...
それから先、進むたびに姿を現す神輿を、霊夢は情け容赦な...
しばらく無実な神輿たちを惨殺していると、一際大きな神輿...
「あれが大本ね。いくわよ」
「はい。後衛は任せてください!」
霊夢が陰陽玉と針で本体を攻撃し、早苗が周囲で担いでいる...
「なんだか、随分と容易いですね。これなら一気に行けそうで...
「そうね……でも、」
そろそろ、頭の冷えてきた霊夢は眼前にある巨大神輿に一抹...
「神事『御霊送りの神事』」
その時だった。神輿がスペルカードを使ってきたのだ。周囲...
「……って、急いで叩くわよ!! このままだとあの神輿――爆発...
「はい! では、秘術『グレイソーマタージ』」
霊夢は咄嗟に神輿を包む結界を張り、これ以上魂を取り込め...
「後一息ね。だったら! この渾身の陰陽玉を――喰らえ――!!」
神輿に向かって陰陽玉をぶち込む。陰陽玉は神輿にめり込み...
「ふぅ、厄介な相手だったけれど散り際は綺麗ね」
「そうですね。ところであれってなんだったんでしょう? 神...
「超々ド級駆逐神輿MI☆KO☆SIはただの神輿。そして私がそれを...
「「!?」」
二人が驚き振り返ると、潰れた神輿の破片の上に法被を着た...
「ここらで神輿を破壊して回っていたのはお前たちか。それに...
「いちいち名前が長いのよ! うっとおしい! 往くわよ!」
「はい!」
だが、霊夢も早苗もすぐに攻撃に打って出るわけではなかっ...
「ふん。来ないのなら私から往こう。争符『暴れ神輿』」
永沙の後ろにいつの間にか積まれていた神輿の残骸が、瞬く...
「はぁ!? 何よそれ!?」
霊夢は陰陽玉で、早苗は奇跡で迫りくる神輿を倒していくが...
「まだまだ終わらん。祭はこれからだ、楽しめ。祭符『神輿で...
「次は何よ!」
霊夢たちが嘆息をつくと、今度は周囲から神輿が、「えっさ...
「どうだ? 祭を楽しむとよい」
永沙の言葉に、霊夢は早苗を手招きする。
「あ、はい。何ですか?」
「面倒だから一掃するわよ。力を貸しなさい」
「わかりました。では――」
早苗は霊夢の後ろに立ち、霊力を霊夢に送る。霊夢はその霊...
「纏めて潰れなさい! 奇跡『ミラクル陰陽玉』!!」
極限を越えて霊力を込められた陰陽玉は直径9メートルを超え...
「さて、気付けば怪しい神社が目の前ね」
「さすが霊夢さんです! 闇雲に進んでるように見えて、その...
「ん? えぇと……まぁ、そんな感じでいいわ」
何か色々あったが、霊夢たちは目の前にある如何にもな神社...
go to next stage.
~
* コメント欄 [#je6144da]
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■[[僕○第24回]]
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Stage4 荒ぶる神の輿
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出店の出揃った参道を霊夢と早苗は割と寄り道しながら進ん...
「霊夢さん霊夢さん。射的ですよ。ちょっとやって行きません...
「家はそんな余裕はないわよ。だから、タダ酒の為に異変解決...
「でも、少しぐらいでしたら大丈夫ですよね? 私は一応お金...
霊夢はついに根負けし、「仕方ないわね」と言い、早苗につい...
「それでは……いきます!」
早苗は狙いを定め、次々と景品を落としていく。霊夢がちょっ...
「見てください霊夢さん! 大漁ですよ!」
喜ぶ早苗とは対照的に、霊夢は頭を抱えながら言った。
「それで? そんな大荷物持ってどうやって戦闘するのよ?」
「あっ」
「あっ。じゃないわよ。全く、一応異変解決の為に来たってこ...
「ん? 見ない客だな? 一杯やるかい? 勿論サービスだ」
「貰うわ!」
霊夢は早苗への説教を半ばに、差し出されたお酒を一気に呷...
「おお! 言い飲みっぷりだねぇ。気に入った! もっと飲み...
そう言って、さらに霊夢にお酒を渡す。霊夢がそれをまた一...
程よく酔いが回り、異変の事も忘れそうになったその時、二...
「ん? あの神輿は何?」
「あれ? あの神輿は何ですか?」
早苗も気になったのか、出店巡りから戻ってくる。
「ああ、あれは喧嘩神輿さ。この祭りの見ものさ。ただ、ちょ...
屋台の妖怪がそう言ったと同時に、押し負けた神輿が霊夢た...
「霊夢さん!? 大丈夫ですか!?」
「…………」
早苗の声に霊夢は何も答えなかった。屋台の妖怪も何か言っ...
「あの? 霊夢さん?」
「さて、そろそろ行くわよ」
「は、はい!!」
恐ろしいほどまでに静かな、冷たい言葉に、早苗は首を縦に...
そこからの出来事は一瞬だった。
神輿同士がぶつかり合って、互いに距離を取ったその瞬間に...
「次行くわよ」
「は、はい!」
霊夢に連れられたまま進みつつ、後ろを見た早苗の目には、...
それから先、進むたびに姿を現す神輿を、霊夢は情け容赦な...
しばらく無実な神輿たちを惨殺していると、一際大きな神輿...
「あれが大本ね。いくわよ」
「はい。後衛は任せてください!」
霊夢が陰陽玉と針で本体を攻撃し、早苗が周囲で担いでいる...
「なんだか、随分と容易いですね。これなら一気に行けそうで...
「そうね……でも、」
そろそろ、頭の冷えてきた霊夢は眼前にある巨大神輿に一抹...
「神事『御霊送りの神事』」
その時だった。神輿がスペルカードを使ってきたのだ。周囲...
「……って、急いで叩くわよ!! このままだとあの神輿――爆発...
「はい! では、秘術『グレイソーマタージ』」
霊夢は咄嗟に神輿を包む結界を張り、これ以上魂を取り込め...
「後一息ね。だったら! この渾身の陰陽玉を――喰らえ――!!」
神輿に向かって陰陽玉をぶち込む。陰陽玉は神輿にめり込み...
「ふぅ、厄介な相手だったけれど散り際は綺麗ね」
「そうですね。ところであれってなんだったんでしょう? 神...
「超々ド級駆逐神輿MI☆KO☆SIはただの神輿。そして私がそれを...
「「!?」」
二人が驚き振り返ると、潰れた神輿の破片の上に法被を着た...
「ここらで神輿を破壊して回っていたのはお前たちか。それに...
「いちいち名前が長いのよ! うっとおしい! 往くわよ!」
「はい!」
だが、霊夢も早苗もすぐに攻撃に打って出るわけではなかっ...
「ふん。来ないのなら私から往こう。争符『暴れ神輿』」
永沙の後ろにいつの間にか積まれていた神輿の残骸が、瞬く...
「はぁ!? 何よそれ!?」
霊夢は陰陽玉で、早苗は奇跡で迫りくる神輿を倒していくが...
「まだまだ終わらん。祭はこれからだ、楽しめ。祭符『神輿で...
「次は何よ!」
霊夢たちが嘆息をつくと、今度は周囲から神輿が、「えっさ...
「どうだ? 祭を楽しむとよい」
永沙の言葉に、霊夢は早苗を手招きする。
「あ、はい。何ですか?」
「面倒だから一掃するわよ。力を貸しなさい」
「わかりました。では――」
早苗は霊夢の後ろに立ち、霊力を霊夢に送る。霊夢はその霊...
「纏めて潰れなさい! 奇跡『ミラクル陰陽玉』!!」
極限を越えて霊力を込められた陰陽玉は直径9メートルを超え...
「さて、気付けば怪しい神社が目の前ね」
「さすが霊夢さんです! 闇雲に進んでるように見えて、その...
「ん? えぇと……まぁ、そんな感じでいいわ」
何か色々あったが、霊夢たちは目の前にある如何にもな神社...
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