ラジオショックのまとめ
アイアンメイデン・ブラッドクルス_SS をテンプレートにして作成
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* SS本文 [#w5a9e5a6]
■[[僕○第70回]]
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血濡れの西洋甲冑アイアンメイデン・ブラッドクルス――通称...
世紀末、彼の個人の予言は外れ、所詮ただの夢想だったのだ...
故に、世界の危機は外の世界でなく幻想郷で起きた。
恐怖の大王が持っていた異能は「周囲の生体に侵入し、戦闘...
更に、恐怖の大王の異能は感染者が戦闘を行った相手にも二...
クリスはそれの脅威をいち早く気付いていた。だが、同時に...
無理なのだ。戦闘を行えば感染される。力が強いものが対抗...
唯一の希望は感染源である恐怖の大王を滅ぼせば感染が解け...
一聴すればそれが堅実だと思われるが、それも無理である。...
正確に言えば、それは全くの不可能と言う訳ではない。境界...
大賢者を失った妖怪たちは混乱に陥り、そこに感染者も交わ...
私は空を見上げる。空では妖怪が――最早弾幕ごっことは呼べ...
「あぁ。これが世界の終わりか」
心中の想いは何時しか口から零れ落ちていた。私もあれらに...
「こんな所で何してるの? それにあんた……普通?」
「!?」
私は思わず振り返る。そこにいたのは……猫?
「こっちよ。こっち」
「ん? あぁ」
沢山いる猫に注目してしまい気付くのが遅れたが、その傍ら...
「八雲の式の式。このような所で何を? それにその猫は……?」
疑問に思った。彼女の連れている猫はどう見ても感染されて...
「紫様と藍様に後の幻想郷を託された。私は元凶を断つわ」
「無理です。生体侵入するあれを断つ方法はありません」
私は反射の様に否定していた。いや、否定することによって...
「出来るわ。失敗作だった私の式の一つが。式によって相手に...
「なっ!? そんなものが!?」
私は驚愕した。真坂そんなものがあるなどとは思わなかった...
「だから私は往く。でも、その為には力がいるの。アレに感染...
「…………」
私は思う。先ほどまでの自分に対する唾棄を。何が世界の終...
「私を連れて行ってもらえないか? そちら側の式として。私...
どれほど無様に踊ってもいい。そう、私はここが好きなのだ...
「力になってくれるのは嬉しいけど……式に? なんで急に?」
「私は甲冑。他者に纏われて力と成す。だが、私は未だ完全に...
「そ、そう? そう言われるとなんか照れるけど……わかったわ...
「よろしく頼む」
そうして、私は八雲の式の式――橙様の式神となった。この後...
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* コメント欄 [#q3721b04]
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■[[僕○第70回]]
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血濡れの西洋甲冑アイアンメイデン・ブラッドクルス――通称...
世紀末、彼の個人の予言は外れ、所詮ただの夢想だったのだ...
故に、世界の危機は外の世界でなく幻想郷で起きた。
恐怖の大王が持っていた異能は「周囲の生体に侵入し、戦闘...
更に、恐怖の大王の異能は感染者が戦闘を行った相手にも二...
クリスはそれの脅威をいち早く気付いていた。だが、同時に...
無理なのだ。戦闘を行えば感染される。力が強いものが対抗...
唯一の希望は感染源である恐怖の大王を滅ぼせば感染が解け...
一聴すればそれが堅実だと思われるが、それも無理である。...
正確に言えば、それは全くの不可能と言う訳ではない。境界...
大賢者を失った妖怪たちは混乱に陥り、そこに感染者も交わ...
私は空を見上げる。空では妖怪が――最早弾幕ごっことは呼べ...
「あぁ。これが世界の終わりか」
心中の想いは何時しか口から零れ落ちていた。私もあれらに...
「こんな所で何してるの? それにあんた……普通?」
「!?」
私は思わず振り返る。そこにいたのは……猫?
「こっちよ。こっち」
「ん? あぁ」
沢山いる猫に注目してしまい気付くのが遅れたが、その傍ら...
「八雲の式の式。このような所で何を? それにその猫は……?」
疑問に思った。彼女の連れている猫はどう見ても感染されて...
「紫様と藍様に後の幻想郷を託された。私は元凶を断つわ」
「無理です。生体侵入するあれを断つ方法はありません」
私は反射の様に否定していた。いや、否定することによって...
「出来るわ。失敗作だった私の式の一つが。式によって相手に...
「なっ!? そんなものが!?」
私は驚愕した。真坂そんなものがあるなどとは思わなかった...
「だから私は往く。でも、その為には力がいるの。アレに感染...
「…………」
私は思う。先ほどまでの自分に対する唾棄を。何が世界の終...
「私を連れて行ってもらえないか? そちら側の式として。私...
どれほど無様に踊ってもいい。そう、私はここが好きなのだ...
「力になってくれるのは嬉しいけど……式に? なんで急に?」
「私は甲冑。他者に纏われて力と成す。だが、私は未だ完全に...
「そ、そう? そう言われるとなんか照れるけど……わかったわ...
「よろしく頼む」
そうして、私は八雲の式の式――橙様の式神となった。この後...
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