ラジオショックのまとめ
アヤネ_SS をテンプレートにして作成
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* SS本文 [#n8ee84f0]
■[[僕○第62回]]
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「か〜ってうれし〜いは〜ないちも〜んめ〜」
「まけ〜てくやし〜いは〜ないちも〜んめ〜」
人間の里の一角にて幾人ばかりの童たちが集い、遊戯に更け...
「あ〜のこ〜がほ〜しい〜」
「あ〜のこ〜はま〜からん」
「こ〜のこ〜がほ〜しい〜」
「こ〜のこ〜はま〜からん」
「「そ〜だんし〜ましょ。そ〜しましょ」」
ただ、その光景を遠巻きから見ている影が一つあった。紫の...
「ん? あいつさっきからこっち見てね?」
遊戯に更ける童の中で一際大きな男児が遠巻きに見続けてい...
ほんの数回で決が付き、先の男児が小さき童に近づき話しか...
「お前さっきからこっち見てたけど……一緒に遊びたいのか?」
「えっ?」
突然声を掛けられた小さき童は少し驚いたものの、すぐに言...
「うん。あたしも遊びたい。でもいいのか?」
「別に一人ぐらい増えても変わらねぇよ。んで? 名前は何だ...
文紀はそう言って手を差しだす。
「あたしはアヤネ。こちらこそよろしく」
その手に応えアヤネが握り返そうとした――その時。
「文紀! その手に触れるな!!」
大気を震わす怒号が響き渡る。文紀を含む童たちは聞き覚え...
「またあたしの遊びの邪魔をするのか慧音! 時に今回はあた...
「アヤネ。お前には悪いが、里の者たちに被害が出るとわかっ...
「け、慧音先生?」
突然のことで茫然としていた童たちの中から代表として文紀...
「アヤネ――これは疫病神の様なものだ。近づいたり、触れたり...
「は、はい!」
文紀含む童たちは、慌てた足取りで各々が家に走り帰ってい...
「先ほどから黙って聞いていれば何て言い草だ慧音っ! あた...
「私もお前が座敷童としてあってくれるのならこのように追い...
アヤネは一瞬押し黙る。下を向き、唇を噛み締め、拳を握り...
「あたしだって遊びたかったのっ! 座敷童だっていうだけの...
「お前の気持ちはわからないわけではない。私も含め、この里...
だが、お前自身の力は危険極まる。それを意図して行うとあれ...
アヤネ自身の力。それは幸の移動。座敷童としての能力の発展...
「だったら……あたしと勝負だ慧音! 慧音が勝てばあたしも大...
「……勝負。弾幕ごっこか? それにアヤネ。お前が勝った時の...
「そんなのあたしはしない! やるのはどろけいだ! あたし...
「……ふむ」
アヤネの申し出に慧音はしばし思案する。だが、決着を求め...
「わかった。その勝負を受けよう」
「よしっ! じゃああたしが先に逃げるから、慧音は100秒後に...
「わかっている。不正などはしない」
慧音の答えに頷き、アヤネは軽い身のこなしで里を駆け抜け...
……そして、その日慧音はアヤネを見つけだすことは出来なか...
~
~
~
~
後日談 慧音と妹紅の会話
「……なぁ慧音? 1対1のけいどろって泥棒はただ逃げるだけだ...
「いうな妹紅。私だってわかっている。あそこで勝負を受けた...
「でもまぁ、まだ里にちょくちょく現れては追いかけてるんだ...
「……そうなのかもな。だったら、その役を妹紅にも頼んでみる...
「私についてこれるといいがな。ま、ならついでに輝夜や肝試...
「ふふふ、そうだな。それだけいればアヤネも遊び相手に困る...
「ま、そこら辺は慧音に任せた。私は早速輝夜や他にちょっか...
「ああ、頼んだ妹紅。さて、では私も動くとするか」
その後、人里全域を巻き込んだ超超規模ではた迷惑な遊戯が...
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* コメント欄 [#c43e23eb]
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「まけ〜てくやし〜いは〜ないちも〜んめ〜」
人間の里の一角にて幾人ばかりの童たちが集い、遊戯に更け...
「あ〜のこ〜がほ〜しい〜」
「あ〜のこ〜はま〜からん」
「こ〜のこ〜がほ〜しい〜」
「こ〜のこ〜はま〜からん」
「「そ〜だんし〜ましょ。そ〜しましょ」」
ただ、その光景を遠巻きから見ている影が一つあった。紫の...
「ん? あいつさっきからこっち見てね?」
遊戯に更ける童の中で一際大きな男児が遠巻きに見続けてい...
ほんの数回で決が付き、先の男児が小さき童に近づき話しか...
「お前さっきからこっち見てたけど……一緒に遊びたいのか?」
「えっ?」
突然声を掛けられた小さき童は少し驚いたものの、すぐに言...
「うん。あたしも遊びたい。でもいいのか?」
「別に一人ぐらい増えても変わらねぇよ。んで? 名前は何だ...
文紀はそう言って手を差しだす。
「あたしはアヤネ。こちらこそよろしく」
その手に応えアヤネが握り返そうとした――その時。
「文紀! その手に触れるな!!」
大気を震わす怒号が響き渡る。文紀を含む童たちは聞き覚え...
「またあたしの遊びの邪魔をするのか慧音! 時に今回はあた...
「アヤネ。お前には悪いが、里の者たちに被害が出るとわかっ...
「け、慧音先生?」
突然のことで茫然としていた童たちの中から代表として文紀...
「アヤネ――これは疫病神の様なものだ。近づいたり、触れたり...
「は、はい!」
文紀含む童たちは、慌てた足取りで各々が家に走り帰ってい...
「先ほどから黙って聞いていれば何て言い草だ慧音っ! あた...
「私もお前が座敷童としてあってくれるのならこのように追い...
アヤネは一瞬押し黙る。下を向き、唇を噛み締め、拳を握り...
「あたしだって遊びたかったのっ! 座敷童だっていうだけの...
「お前の気持ちはわからないわけではない。私も含め、この里...
だが、お前自身の力は危険極まる。それを意図して行うとあれ...
アヤネ自身の力。それは幸の移動。座敷童としての能力の発展...
「だったら……あたしと勝負だ慧音! 慧音が勝てばあたしも大...
「……勝負。弾幕ごっこか? それにアヤネ。お前が勝った時の...
「そんなのあたしはしない! やるのはどろけいだ! あたし...
「……ふむ」
アヤネの申し出に慧音はしばし思案する。だが、決着を求め...
「わかった。その勝負を受けよう」
「よしっ! じゃああたしが先に逃げるから、慧音は100秒後に...
「わかっている。不正などはしない」
慧音の答えに頷き、アヤネは軽い身のこなしで里を駆け抜け...
……そして、その日慧音はアヤネを見つけだすことは出来なか...
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後日談 慧音と妹紅の会話
「……なぁ慧音? 1対1のけいどろって泥棒はただ逃げるだけだ...
「いうな妹紅。私だってわかっている。あそこで勝負を受けた...
「でもまぁ、まだ里にちょくちょく現れては追いかけてるんだ...
「……そうなのかもな。だったら、その役を妹紅にも頼んでみる...
「私についてこれるといいがな。ま、ならついでに輝夜や肝試...
「ふふふ、そうだな。それだけいればアヤネも遊び相手に困る...
「ま、そこら辺は慧音に任せた。私は早速輝夜や他にちょっか...
「ああ、頼んだ妹紅。さて、では私も動くとするか」
その後、人里全域を巻き込んだ超超規模ではた迷惑な遊戯が...
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