ラジオショックのまとめ
上水流 廻SS をテンプレートにして作成
開始行:
#contents
* SS本文 [#va85be18]
霧の湖の畔に建つ深紅の洋館。悪魔が棲むと言われる紅魔館...
~
「死ぬわ。このままじゃ遅かれ早かれ私たちは死んでしまうわ...
紅魔館メイド隊洗濯部隊長メルティ・アムネジアは頭を悩ま...
「隊長! どうするんですか!?」
「隊長! 正直手洗いでこれらすべてを洗い切れる気がしませ...
「わかってるわよ! はぁ。正直こんなのどうしろって言うの...
他の洗濯部員の話を半ば聞き流しながらメルティは頭を抱え...
だが、だがしかしである。おおよそ二月分の洗濯物が目の前...
「……と、言う訳で私はいろいろ諦めたわ。何かいい案ないかし...
「た、隊長!? 自暴自棄はやめてください!! え、ええと…...
「今ちょっと振り返ってみたけど、そんな記述あったかしら?...
洗濯部員たちは互いに顔を見合わせてしばし考えて「無理で...
「そんなわけで必要なのは他の案。なければ仕事。そもそもこ...
「隊長! 抑えて! 抑えてください〜!! じゃ、じゃあ別...
洗濯部員の意見を聞き、メルティはなるほどと思った。思っ...
「で、肝心の案は?」
「……え、え〜と」
「ないのね?」
「……ありません」
「まぁ、案としてはいいわね。問題はその方法とかが全く考え...
洗濯部員から矢継ぎ早に繰り出される本当に役に立たん適当...
「くるくる〜。くるくる〜」
視界に映るのは中庭でクルクルと回っている妖精メイドが一...
「う〜ん。もう少し優雅な感じ? にしたいですね〜。紅さん...
妖精メイドはクルクルと回転しながら弾幕を張る。その弾幕...
「まぁ、私には敵わないだろうけれどね。って今はそんなこと...
メルティは心の中で『無理かしら?』と思いながら先ほどの...
「くるくる〜。くるくる〜」
弾幕を張るのが飽きたのか、妖精メイドはただクルクルと回...
(……回転ねぇ。中か外に芯となるものを入れて衣類を突っ込ん...
「はぁ、これは本気で死亡コースかしら?」
メルティが半ば諦めて、死を覚悟しながら洗濯物に手を出そ...
「ここまで来ても良案が出ないとなると……、もはや人を入れる...
「人を……入れる(物理的な意味で)!? それよっ!」
突然のメルティの叫びに洗濯部員一同は驚いた顔をメルティ...
「そこのあなた! 所属と名前は!?」
「えっ? 私は清掃部員見習いの上水流廻(かみずる まわる...
突然声を掛けられたため廻は頭に疑問符を浮かべながら返答す...
「見習いってことはまだ正規の部員ではないのね。上水流とい...
「えっ? えっ? と、突然のスカウトにも驚きますが、メイ...
廻の驚きようを見てメルティはほくそ笑む。ちなみにメイド...
「まぁ私は衣食住が確保できればそれでいいんですけどね〜。...
「そう? じゃあよろしくね。私の名はメルティ・アムネジア...
「はい〜。隊長さんよろしくお願いしますですよ〜」
メルティの言葉に廻はぺこりと礼をする。メルティは早速洗...
「じゃあ早速だけど上水流」
「はい〜? なんですか〜?」
「こんなかに入って」
「はい?」
廻は理解できないといった感じの目でメルティを見る。だが...
「ぷはぁ! い、いきなり何をするんですか〜?」
「隊長。正直私たちも隊長が何を考えているのかいまいちわか...
隊員たちの疑惑の視線を受けながらもメルティは堂々と言い...
「この中で上水流に回転してもらう。このドラム缶の内側には...
まぁ最初の失敗なんぞ気にも留めんからさっさとやれ。私は...
「え、え〜と、私の人(?)権は?」
「そんなもん紅魔館に来た時点でない。隊長の言うことは原則...
「きゃぁぁあぁぁ〜〜」
ドラム缶の中でごうんごうんと音がしながら内部で衣類にも...
Fin.
~
* コメント欄 [#o49b7a18]
#comment()
終了行:
#contents
* SS本文 [#va85be18]
霧の湖の畔に建つ深紅の洋館。悪魔が棲むと言われる紅魔館...
~
「死ぬわ。このままじゃ遅かれ早かれ私たちは死んでしまうわ...
紅魔館メイド隊洗濯部隊長メルティ・アムネジアは頭を悩ま...
「隊長! どうするんですか!?」
「隊長! 正直手洗いでこれらすべてを洗い切れる気がしませ...
「わかってるわよ! はぁ。正直こんなのどうしろって言うの...
他の洗濯部員の話を半ば聞き流しながらメルティは頭を抱え...
だが、だがしかしである。おおよそ二月分の洗濯物が目の前...
「……と、言う訳で私はいろいろ諦めたわ。何かいい案ないかし...
「た、隊長!? 自暴自棄はやめてください!! え、ええと…...
「今ちょっと振り返ってみたけど、そんな記述あったかしら?...
洗濯部員たちは互いに顔を見合わせてしばし考えて「無理で...
「そんなわけで必要なのは他の案。なければ仕事。そもそもこ...
「隊長! 抑えて! 抑えてください〜!! じゃ、じゃあ別...
洗濯部員の意見を聞き、メルティはなるほどと思った。思っ...
「で、肝心の案は?」
「……え、え〜と」
「ないのね?」
「……ありません」
「まぁ、案としてはいいわね。問題はその方法とかが全く考え...
洗濯部員から矢継ぎ早に繰り出される本当に役に立たん適当...
「くるくる〜。くるくる〜」
視界に映るのは中庭でクルクルと回っている妖精メイドが一...
「う〜ん。もう少し優雅な感じ? にしたいですね〜。紅さん...
妖精メイドはクルクルと回転しながら弾幕を張る。その弾幕...
「まぁ、私には敵わないだろうけれどね。って今はそんなこと...
メルティは心の中で『無理かしら?』と思いながら先ほどの...
「くるくる〜。くるくる〜」
弾幕を張るのが飽きたのか、妖精メイドはただクルクルと回...
(……回転ねぇ。中か外に芯となるものを入れて衣類を突っ込ん...
「はぁ、これは本気で死亡コースかしら?」
メルティが半ば諦めて、死を覚悟しながら洗濯物に手を出そ...
「ここまで来ても良案が出ないとなると……、もはや人を入れる...
「人を……入れる(物理的な意味で)!? それよっ!」
突然のメルティの叫びに洗濯部員一同は驚いた顔をメルティ...
「そこのあなた! 所属と名前は!?」
「えっ? 私は清掃部員見習いの上水流廻(かみずる まわる...
突然声を掛けられたため廻は頭に疑問符を浮かべながら返答す...
「見習いってことはまだ正規の部員ではないのね。上水流とい...
「えっ? えっ? と、突然のスカウトにも驚きますが、メイ...
廻の驚きようを見てメルティはほくそ笑む。ちなみにメイド...
「まぁ私は衣食住が確保できればそれでいいんですけどね〜。...
「そう? じゃあよろしくね。私の名はメルティ・アムネジア...
「はい〜。隊長さんよろしくお願いしますですよ〜」
メルティの言葉に廻はぺこりと礼をする。メルティは早速洗...
「じゃあ早速だけど上水流」
「はい〜? なんですか〜?」
「こんなかに入って」
「はい?」
廻は理解できないといった感じの目でメルティを見る。だが...
「ぷはぁ! い、いきなり何をするんですか〜?」
「隊長。正直私たちも隊長が何を考えているのかいまいちわか...
隊員たちの疑惑の視線を受けながらもメルティは堂々と言い...
「この中で上水流に回転してもらう。このドラム缶の内側には...
まぁ最初の失敗なんぞ気にも留めんからさっさとやれ。私は...
「え、え〜と、私の人(?)権は?」
「そんなもん紅魔館に来た時点でない。隊長の言うことは原則...
「きゃぁぁあぁぁ〜〜」
ドラム缶の中でごうんごうんと音がしながら内部で衣類にも...
Fin.
~
* コメント欄 [#o49b7a18]
#comment()
ページ名: