ラジオショックのまとめ
復帰なうw_jede をテンプレートにして作成
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* 本文 [#uf604c65]
■[[僕○第72回]]
----
【登場人物】
・林田智子・・・天声大学文学部国文学科に通う大学生。周囲...
・前田美緒・・・短大を卒業後、県内の地方銀行に勤める。智...
・北条圭子・・・桜鈴大学文学部歴史学科に通う大学生。智子...
・恵実・・・智子の友人。
・奈央・・・智子の友人。
~
【ストーリー(SS?)】
ある地方都市の大学に在籍する林田智子は、レポートの提出期...
~
周囲からは「真面目で清楚」と見られている智子には、大学で...
実は、中学時代の同級生であり親友の前田美緒、北条圭子(共...
~
時は十二月半ば。レポートの提出期限と共に、冬コミ新刊の締...
昼は講義とレポートに追われ、帰れば原稿に没頭する。そんな...
その日、智子は体調不良を訴えて大学を休んだ。翌日には、何...
そして翌日。遂に智子は来なかった。美恵は、同じく友人の奈...
研究室を出た二人は、智子の住むマンションへ行ってみること...
~
その頃、締め切りは明日だというのに一向に連絡がつかないこ...
~
智子の部屋の前に立った美恵はチャイムを鳴らした。しかし、...
「いやな予感がする。」最悪の場合も想定しながら、美恵と奈...
~
その頃、美緒と圭子もマンションに到着した。
管理人室の前を通ると、ふと中から「・・・号室の林田さんに...
は思わずエントランスの小窓を開けて聞いた。
「やっぱり、智子に何かあったんですか!?」
~
管理人は四人を連れて智子の部屋へ向かい、マスターキーで玄...
荒らされた様子はない。だが、最悪の光景があった。リビング...
~
~
時は過ぎて十二月の終わり。世間では「年末」などと呼ばれる...
そして同時に、年二回の大イベントの時期でもある。
前田美緒と北条圭子は、有明にいた。もう一人いるはずのメン...
会場で本を売りながら、美緒は他の参加者に忌事を悟られない...
その傍らで、圭子は携帯をいじっていた。
twitterを使って、他のサークルと状況を報告しあっていた。
~
ひとまず目前の列を裁き切り、落ち着いた美緒は、圭子の携帯...
フォローしていたサークルのいくつかで、新刊が完売したらし...
~
マリー>復帰なうw
~
マリー、それは、智子のPNだった。
~
「嘘、でしょ・・・?」
美緒は思わずつぶやいた。無論、言葉として。
智子が、こんなんところにメッセージを書き込むなんて、もう...
~
「な、何言ってるのよ。こんなの、悪戯に決まってるじゃない...
「そ、そうよね。誰かの悪戯よね!」
恐怖を押し殺し、言い聞かせる二人。
~
「さて、新刊裁かないと!」
「そうね。どうぞー、見ていってくださーい!」
~
そして、顔馴染みから差し入れを受け取ったり、スケッチブッ...
~
『以上をもちまして、コミックマーケット77、一日目の日程を...
~
二人はスペースを撤収し、そのまま帰路に就いた。
そこでふと携帯を開くと、
~
マリー>復帰なうw
~
まただ、また「マリーを騙る何者か」が呟いている。
二人の背筋を、何か冷たいものが走った。
~
「なんだか気味が悪い・・・。」
「そうねぇ。それもあるし、もう疲れたでしょ?今夜はうちに...
圭子は、ふと、そう切り出した。
「そうさせてもらうわ。なんだか一人じゃ心細いし。」
~
圭子宅に着くと、一日の疲れがドッと出てきた。
交互に買い出しに出て買ってきた戦利品は明日に回し、今晩は...
~
~
マリー>コミケお疲れ様!
~
美緒がふと携帯を覗くと、再び「マリーを騙る何者か」のつぶ...
~
マリー>いまね、綾川駅に着いたところよ。
~
綾川駅、圭子の住むマンションの最寄り駅だ。
~
マリー>いまね、市民体育館のところよ。
~
市民体育館は、駅とマンションの間にある。こっちに来ている...
二人は、もう恐怖で一杯だった。
~
マリー>いまね、商店街を抜けたところよ。
~
市民体育館の近くにある商店街。ここを抜ければ、マンション...
~
マリー>いまね、あなたたちのいるマンションの下に着いたわ。
~
もう、二人には時間の感覚など無い。
「綾川に着いた」というつぶやきから、もう何時間も立ってい...
~
マリー>いまね、圭子の部屋の前にいるわ。開けてくれないか...
~
「ねぇ・・・。」
あれから、はじめて口を開いたのは美緒だった。
「開ける訳ないでしょ?本物の智子なわけないんだから!」
「ひょっとして、新手のストーカーか何かかな?」
「あたしをストーキングするなんてどこのモノ好きよ・・・。...
~
マリー>いまね、二人の後ろにいるの。なんで、開けてくれな...
~
二人は、後ろを振り向く。
~
そこには・・・・・・。
* コメント欄 [#d3d5bbc5]
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* 本文 [#uf604c65]
■[[僕○第72回]]
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【登場人物】
・林田智子・・・天声大学文学部国文学科に通う大学生。周囲...
・前田美緒・・・短大を卒業後、県内の地方銀行に勤める。智...
・北条圭子・・・桜鈴大学文学部歴史学科に通う大学生。智子...
・恵実・・・智子の友人。
・奈央・・・智子の友人。
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【ストーリー(SS?)】
ある地方都市の大学に在籍する林田智子は、レポートの提出期...
~
周囲からは「真面目で清楚」と見られている智子には、大学で...
実は、中学時代の同級生であり親友の前田美緒、北条圭子(共...
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時は十二月半ば。レポートの提出期限と共に、冬コミ新刊の締...
昼は講義とレポートに追われ、帰れば原稿に没頭する。そんな...
その日、智子は体調不良を訴えて大学を休んだ。翌日には、何...
そして翌日。遂に智子は来なかった。美恵は、同じく友人の奈...
研究室を出た二人は、智子の住むマンションへ行ってみること...
~
その頃、締め切りは明日だというのに一向に連絡がつかないこ...
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智子の部屋の前に立った美恵はチャイムを鳴らした。しかし、...
「いやな予感がする。」最悪の場合も想定しながら、美恵と奈...
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その頃、美緒と圭子もマンションに到着した。
管理人室の前を通ると、ふと中から「・・・号室の林田さんに...
は思わずエントランスの小窓を開けて聞いた。
「やっぱり、智子に何かあったんですか!?」
~
管理人は四人を連れて智子の部屋へ向かい、マスターキーで玄...
荒らされた様子はない。だが、最悪の光景があった。リビング...
~
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時は過ぎて十二月の終わり。世間では「年末」などと呼ばれる...
そして同時に、年二回の大イベントの時期でもある。
前田美緒と北条圭子は、有明にいた。もう一人いるはずのメン...
会場で本を売りながら、美緒は他の参加者に忌事を悟られない...
その傍らで、圭子は携帯をいじっていた。
twitterを使って、他のサークルと状況を報告しあっていた。
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ひとまず目前の列を裁き切り、落ち着いた美緒は、圭子の携帯...
フォローしていたサークルのいくつかで、新刊が完売したらし...
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マリー>復帰なうw
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マリー、それは、智子のPNだった。
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「嘘、でしょ・・・?」
美緒は思わずつぶやいた。無論、言葉として。
智子が、こんなんところにメッセージを書き込むなんて、もう...
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「な、何言ってるのよ。こんなの、悪戯に決まってるじゃない...
「そ、そうよね。誰かの悪戯よね!」
恐怖を押し殺し、言い聞かせる二人。
~
「さて、新刊裁かないと!」
「そうね。どうぞー、見ていってくださーい!」
~
そして、顔馴染みから差し入れを受け取ったり、スケッチブッ...
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『以上をもちまして、コミックマーケット77、一日目の日程を...
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二人はスペースを撤収し、そのまま帰路に就いた。
そこでふと携帯を開くと、
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マリー>復帰なうw
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まただ、また「マリーを騙る何者か」が呟いている。
二人の背筋を、何か冷たいものが走った。
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「なんだか気味が悪い・・・。」
「そうねぇ。それもあるし、もう疲れたでしょ?今夜はうちに...
圭子は、ふと、そう切り出した。
「そうさせてもらうわ。なんだか一人じゃ心細いし。」
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圭子宅に着くと、一日の疲れがドッと出てきた。
交互に買い出しに出て買ってきた戦利品は明日に回し、今晩は...
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マリー>コミケお疲れ様!
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美緒がふと携帯を覗くと、再び「マリーを騙る何者か」のつぶ...
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マリー>いまね、綾川駅に着いたところよ。
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綾川駅、圭子の住むマンションの最寄り駅だ。
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マリー>いまね、市民体育館のところよ。
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市民体育館は、駅とマンションの間にある。こっちに来ている...
二人は、もう恐怖で一杯だった。
~
マリー>いまね、商店街を抜けたところよ。
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市民体育館の近くにある商店街。ここを抜ければ、マンション...
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マリー>いまね、あなたたちのいるマンションの下に着いたわ。
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もう、二人には時間の感覚など無い。
「綾川に着いた」というつぶやきから、もう何時間も立ってい...
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マリー>いまね、圭子の部屋の前にいるわ。開けてくれないか...
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「ねぇ・・・。」
あれから、はじめて口を開いたのは美緒だった。
「開ける訳ないでしょ?本物の智子なわけないんだから!」
「ひょっとして、新手のストーカーか何かかな?」
「あたしをストーキングするなんてどこのモノ好きよ・・・。...
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マリー>いまね、二人の後ろにいるの。なんで、開けてくれな...
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二人は、後ろを振り向く。
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そこには・・・・・・。
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