っぽい最終回_僕の考えた界夏祭EX_天神楽_SS

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■僕○第27回

中ボス戦前
慧音「誰かと思えばお前たちか。楽しんでいるか？」


霊夢「えぇ、後はあんたがタダ酒を奢ってくれたらいうことなしね」


慧音「……奢る？一体何の話だ？」


早苗「異変解決の報酬の約束ですよ！まさか忘れたわけではないですよね？」


慧音「そのような約束をした覚えはないが……」


霊夢＆早苗「！！」


慧音「まぁ確かにそのぐらいの報酬は必要か……。ってこら！何をする！」


霊夢＆早苗「問答無用！！」


中ボス戦後
慧音「まったく……、少しは人の話は聞くべきではないのか」


早苗「あら、すみません」


慧音「まったく。では私は適当に見繕ってくるからその間に祭でも見て回って暇をつぶしておいてくれ」


霊夢「言われなくてもそうさせてもらうわ」




ボス戦前
霊夢「何やら……もぐもぐ……人ごみが……むしゃむしゃ……込み合ってきたわね」


早苗「こくこく……ぷはぁ！っと。えぇ、そのようですね。何か催し物があるんでしょうか」


霊夢「なんかあっちの方が空いてるみたいだしあっちに行きましょう」


早苗「えぇ、そうしましょうか」


？？（雷公）「おぉっと！！次の挑戦者は……」


？？（風伯）「あら、博麗とあの守矢の巫女ですの？」


霊夢「挑戦者？」


早苗「『あの守矢』ですか！やりました八坂様！努力の甲斐あってどんどん知名度が上がっています！」


霊夢「…………」


雷公登場


雷公「あぁん？何も知らずにのこのこと顔を出したのか？」


風伯登場


風伯「本当に愉快な方達。思わず微笑んでしまいますの」


霊夢「アンタ達は……！」


雷公「おうよ！アタイは雷神の雷公」


風伯「ワタクシは風神の風伯と申しますの」


早苗「風神！？八坂様以外にも風の神様がおられたのですか！？」


霊夢「アンタが幻想郷に横入りしたんでしょうが」


霊夢「まぁそれはいいとして。これは一体何なの？」


雷公「ん〜。アタイらは毎年ここの祭に顔出してたんだけどな。何やら今年は面白いことをやってるみたいでな」


風伯「『第一回スペルカードバトルin人里』ですって。いつもはただ祀られてただけなのですけれど折角の催しですもの。雷公と二人で参加させていただきましたの」


雷公「んでもってそちらさんもちょうど二人組ってわけだ。どうだ？折角だから相手をしていきな」


霊夢「とは言われても面倒だし」


早苗「風祝の力を見世物にするわけには……」


風伯「あぁ、そう言えば言い忘れていましたけれど。タッグの部の優勝商品は素敵なお酒が樽3つほどですの」


霊夢「参加させて貰うわ！！」


早苗「よくよく考えれば新たな信仰獲得に繋がりますしね！！」


雷公「現金な奴らだなー」


霊夢「御託はいいからさっさと始めましょ！」


雷公「ほう成程、威勢はよし。だがしかし」


風伯「これはお互いが楽しむための忠告ですの」


雷公＆風伯「我らは風雷！この幻想郷の空を司る神なり！！」


雷公＆風伯「この幻想郷の空を相手に生半可な気持ちで相対すれば痛い目を見ると知れ！！」


ボス戦後
雷公「ちぃ〜、しくじったか〜」


風伯「流石……、と言わせてもらいますの」


霊夢「よし！これでさらにタダ酒いただきよ！！」


雷公「おいおい、それはちょっと気が早すぎるんじゃねぇか？」


早苗「え……、それはどういうことですか？確かに私達の勝ちですよね？」


風伯「言い忘れてましたけれど、この大会は自由参加の勝ち抜き戦ですの」


霊夢「……つまり？」


雷公「ほれ、向こうに次の挑戦者が待ってるぞ」


風伯「ちなみに敗退者も参加する気力があれば再び挑戦出来ますの」


早苗「ええと、それはつまり……」


霊夢「この祭が終わるまで相手をさせられるってわけ！？」


雷公「まぁ嫌なら途中でリタイヤすればいいわけだわな」


風伯「でもその場合には賞品はお預けですの」


霊夢「はぁ……、わかったわよ。やればいいんでしょうが！」


雷公「あ、ちなみにアタイらも挑戦するからな」


風伯「こんなにも愉快な催しですもの。楽しみつくさなきゃ損ですの」


霊夢＆早苗「私たちが迷惑するから再挑戦するな！！」

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