っぽい第七弾_五面ボス_天神楽_SS
Last-modified: 2009-08-21 (金) 06:25:17 (5334d)
SS本文
■僕○第25回
中ボス前
早苗「一体何なんでしょうか?あの妖精らしからぬ動きをする妖精達は」
霊夢「さぁね。大方妖怪を妖精って誤植してるんでしょ」
早苗「そういうものですか」
霊夢「そういうものよ。……って!」
華夏登場
??(華夏)「……何奴!」
霊夢「それはこっちのセリフだ!」
中ボス後
??(華夏)「巫女が二人か……丁度いいかな……?」
華夏退場
早苗「あ、逃げました」
霊夢「当然追うわよ!」
ボス戦前
早苗「ここが本殿ですか」
霊夢「さっきのはこっちに逃げてたわね」
??(華夏)「ようこそ四界神社の本殿へ」
霊夢「アンタが今回の黒幕ね!!」
華夏登場
華夏「黒幕?あぁこの祭の主催者は私ですけれど」
霊夢「神隠しの黒幕はアンタだって言ってるのよ」
華夏「あぁそれですか。でもそれは仕方ないこと。だってそうしなければ誰もここには訪れませんから」
早苗「では何故これほどなまでの祭を?」
華夏「無論、信仰を集めるためよ。貴女も巫女なら理解しているはず。……でも」
霊夢「でも?」
華夏「ここは幻想郷より忘れ去られし四界神社。まずは幻想郷の者達に四界神社の名を深く刻まなければならない」
華夏「幻想郷に四界神社の名が刻まれて初めて信仰が集まり始めるはず」
早苗「そんな無理矢理に信仰を集めようだなんて、幻想郷におわす八百万の神様が黙っていませんよ!」
霊夢「おいおい、アンタがそれを言うか」
華夏「八百万の神々の事なら問題ありません。ここまでにいた妖精達を見て気付かなかったのですか」
霊夢「あの妖怪を妖精と誤植した……」
早苗「まさか八百万の神様の力を!」
華夏「そう、この祭は八百万の神々の力を借りて執り行っています」
華夏「神が力を貸し、祭の客達は神に力を目の当たりにする。神の力を借りた者はその神を畏敬し、力を貸した神は神としての格が上がる」
華夏「そしてそのような珍事がこの四界神社で行われていると知れば興味をもった者がここを訪れれば八百万の神々も格を上げる機会が増えるし、この四界神社の名も知れ渡る」
華夏「そう、この祭が大盛況のまま終わらせるのが私の役目。だから……」
早苗「霊夢さん!今すぐここで八坂様の奇跡を皆に見せつけましょう!信仰が増えるかもしれませんよ!」
霊夢「こらこら」
早苗「博麗神社にある分社に参拝するついでにそちらにお賽銭が入るかもしれませんし」
霊夢「よし、いっその事派手にやるわよ」
華夏「あら、そちらから相手をしてくれるのですか?こっちから誘う手間が省けました……では」
早苗「善き風が吹きし満天の星空の下」
華夏「四界の夏の夜にて執り行うは界夏祭」
霊夢「三人の巫女による華麗なる神楽舞」
霊夢&早苗&華夏「最高の弾幕演舞をその目にしかと刻みなさい!!」
ボス戦後
華夏「……さすがです」
早苗「やりましたよ霊夢さん!これで信仰ががっぽりと」
霊夢「さて私としてはさっさと異変を解決してタダ酒にあり付きたいのだけれど」
華夏「心配しなくてもこの祭は今夜限りのものですから……あぁそうだ」
霊夢&早苗「?」
華夏「せっかくだからあの人に会っていただけませんか?これほどまでの見事な弾幕演舞。誰の手によるものか知りたいと思うはずですから」
霊夢「あの人?」
華夏「この祭の主役みたいなものですよ」
早苗「……霊夢さんどうしますか?」
霊夢「まぁ異変は解決したも同然だし、ここの祭を堪能するのも悪くないわね」
早苗「では……」
霊夢「その祭の主役とやらに一杯奢らせてやるわ!!」
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