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っぽい第八弾_ラスボス_天神楽_おまけ

Last-modified: 2009-08-22 (土) 09:24:51 (3714d)

本文

僕○第26回


おまけテキスト


祭華の過去について
元は数百年前の幻想郷で村人たち皆に好かれていた少女だった。しかし幼いまま流行病で亡くなり、その当時、流行病を鎮めるために造りかけたまま放置されていた神社に埋葬された。だが流行病が収まった後も村人たちは彼女の死を嘆くばかりで前向きに生きようとしない。死後幽霊として彷徨っていた彼女はそれを見て、他の人々が悲しむぐらいならいっそのこと自分のことなど忘れてほしいと願い、また生前人々に慕われていたことも手伝って彼女は忘却の神霊となり、ついに村人たちは彼女を忘れてしまった。
それ以降彼女はどこからともなく現れた忘却の神として祀られていた。しかし彼女が信仰を得れば得るほど忘却の力は強まり、そして彼女を忘れ信仰が失われてしまう。これを繰り返しているうちに四界神社そのものまで忘れ去られ、幻想郷の住民にとっても幻想のものとなってしまった。現在の彼女は幻想郷の住民のなにかを忘れたいと思う気持ちが僅かな信仰となりなんとか持ちこたえている状況である。つまりは危篤状態でふとしたことで消えてしまう可能性がある。


四界神社とは
四界とは死界の当て字であり本来は死界神社と呼ぶ。元々は流行病を鎮めるために建てられていたが時遅く、流行病の死者の埋葬地となった。その後突然現れた(と村人たちが思い込んでいる)祭華を祀るために改めて神社を建て直し、死者の眠る神社=死界の神社という意味を込めて四界神社と名付けられた。また忘却の神霊を祀っていることから、忘却の場=記憶の死ぬ場所としての死界の意味も持つ。なお、祭華が祀られていることにより祭華にとって自身の一部と認識されている。そのため常に祭華の忘却の力が働き、人々は簡単にここのことを忘れてしまう。


華夏との関係
彼女は神霊の中でも極めて希薄なため特別な目を持たなければ彼女を見ることはできず、また彼女の存在を感じ取ることは常人には行えない。そのため偶然この土地に人妖の類が迷い込んだとしても彼女の存在に気づくことはなく、またこの地を離れる頃には彼女の力でこの地のことを忘れてしまう。それの繰り返しだった。そんな中彼女は迷い込んだ者が外に出ようとするのをさり気なく手助けをしていた。しかし外から幻想郷に迷い込んできた華夏を助けたことにより状況は一変する。神を憑ける力を持つ華夏は彼女の存在に気づき、助けてくれた恩を返すために四界神社の巫女の代理を申し出たのだ。祭華もまさか申し出に喜び巫女代理を了承した。


だが華夏の努力もむなしく信仰は集まらず、祭華自身も相変わらず風が吹けば消えそうなぐらいに希薄なままだった。そんなある日、華夏は無理やりにでも人を集め、派手に祭りを行うことでこの四界神社の名を幻想郷の人々に知らしめよう、と祭華に提案する。そうすれば祭の効果で信仰が集まるはずだとも。確かにそれならば沢山の信仰を集めることができるだろう。だが信仰が集まっても結局は彼女の力ですべて忘れ去り、せっかくの信仰も失われ、結局は無駄になってしまう。本来ならそのことを伝えるべきなのだが華夏の嬉しそうに準備をする姿を見ては何も言いだせなかった。


だからこの祭は絶対に成功させよう。そして祭の信仰によって高まった力で幻想郷からこの異変のことをすべて忘れさせよう。そうすれば無駄だったという失望を得てしまうことで華夏ちゃんが悲しむことはないから……。それが間違いだと理解はしている。しかし不器用な彼女が華夏のためにできることはこれしか思いつかなかったのだ……。

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