スイム
Last-modified: 2010-05-02 (日) 00:49:19 (5102d)
基本データ
■僕○第84回
- 名前
- スイム
- 身長
- 小さな女の子くらい
- おっぱい
- なし
- 種族
- 妖怪(人形が妖怪化したもの)
- 肩書
- 白い死神
- 住居
- 不明(ただし、何度か森の中で目撃された事がある)
- 髪
- 黒みがかった白髪
- 目
- 虚ろな目で、色が黒
- 服装
- 白いワンピースで、裸足
- 性格
- 他の生物に対して、何の興味も示さない。
(他の生物が死ぬことに、悲しみや哀れみを微塵も感じない)
- 能力
- 生物の生気を吸い取る程度の能力
- 投稿者
- ごじ
その他補足
この“スイム”が、いつ、どこで生まれたのかは不明である。
妖怪の賢者である八雲 紫氏の話によると、外の世界の古い伝説に、
この妖怪と思われる「白い服を着た少女」が出てくる。
その話は、「この少女に出会った者は、幸福になれる」と言うものであった。
しかし、この様な内容のものは中世までで、中世以降になると、話の内容が以下のように変わる。
「この少女に出会った者は、その毒により、夢を見せられたまま黄泉の国へと連れて行かれる」
この二つの話を比較すると、この妖怪がどの様な能力の持ち主かが分かる。
紫氏によると、この妖怪は、人の“気”を発散させるという極めて特殊な毒を放出する事ができるという。
そのため、人は、一時的にではあるが、幸運に恵まれたり、やる気に満ち溢れたかの様になる。
しかし、実際は、自分の運気や生気を発散しているだけなので、そのうち運気も生気を出し尽くし、
最後には、文字通り、抜け殻のようになってしまう。
では、なぜ、この妖怪が、この様な特殊な毒を作る事ができるかと言うと、
実は、この毒は彼女の周りに咲いている白い花が出しているのである。
この花は、“萃夢草”と呼ばれ、古くから「死神の宿る花」として、恐れられていた。
(この妖怪の名前もこの萃夢草に由来する)
特徴としては、外見が、彼岸花によく似ているが全体の色は白色であると言われている。
しかし、この萃夢草は、花ではなくテングタケ科のキノコの一種である。
そのため、萃夢草には葉がなく、花だけでなく茎までも白色である。
さて、萃夢草は、その毒により特殊な増殖の仕方をする。
スイムは、この萃夢草を周囲に撒き散らしているのだが、彼女は“萃夢草の妖怪”ではない。
実は、メディスン・メランコリと同様に、人形が妖怪化したものである。
しかし、その霊魂は、メディスンの様に毒が作り出したものではなく、
萃夢草が作り出したものなので、他の生物を胞子の宿主としか考えられない。
そのため上述のような性格となったと考えられる。
また、最近では、睡眠誘発性の毒を出す様になったともいわれている。
永遠亭の薬師である八意 永琳氏によると、この毒に対する解毒剤は無く、蓬莱人である自分でも、この毒の影響を受ける可能性は高いとのこと。
余談ではあるが、萃夢草の傘が開き、胞子が飛び始めるのは、4月上旬子から5月上旬と言われている。
そのため、五月病だと診断されたが、実は、この萃夢草の毒による中毒症状であるという場合が稀にある。
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