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常無 王我

Last-modified: 2010-05-01 (土) 22:26:15 (5113d)

基本データ

僕○第68回

名前
常無 王我 (とこなし おうが)
身長
勇儀姐さん未満、美鈴以上
おっぱい
さらしを巻いているので小さく見えるだけです本当です
種族
肩書
変われない変わり者
住居
地底、現在は地上の幻想郷各地で野宿
茶髪、角が四本あるので髪をいじるのが大変なのが軽い悩み
赤ツリ眼、右目は潰れて傷跡だけ
服装
赤の着物に黄一色の長羽織、左肩に鎧のような肩当
性格
誠実で誇り高く、強い者には敬意を払う鬼のテンプレ的性格
ちょっとばかし浮世離れしており、常に上から目線で「テメー何様だよ」状態
能力
移ろいを操る程度の能力
投稿者
六日

その他補足

鬼の四天王の下で実質的に鬼社会を切り盛りしていた一人。
鬼という種族を誰より何より誇りに思っている。
その鬼である自分を倒した人間に感心して、ある種の愛情も感じていた。
人間との勝負で負けが込み、宝が無くなった時に右目を差し出すくらいには。
しかし地下へ移る事になった時は憤慨して暴れまわっていた。


ある時、どこぞの珍妙な船に乗った集団に聞かされた説法で眼が覚める。
片目がないせいか中途半端に悟りに目覚めてしまいなんか面倒臭い感じに。
そのせいで地上に出るや否やあっちこっちで些細な事で揉める。


多少考えが普通の鬼とは違うが、結局のところ鬼を捨てきれずにいる鬼。
どれだけ諸行無常を呟いても彼女の知る鬼は過去の強い鬼しかいないから。
もちろん、そんな時代も無くした片目も帰って来ないとは判ってはいるが。


ちなみに非常識なまでに酒が強いので酔えない。黄金の蜂蜜酒が好きとかなんとか。
酒を飲むのも嫌いではないが勝負事をする方が好き、理由は鬼だから。
力比べなら鬼なのでかなり強いが知恵比べ、運試しは眼も当てられない。
それでも人間との勝負事をしたいがためにどんな勝負も受けて立つ。でも負ける。
負けて渡した物は酒とか、こん棒とか、財宝とか、右目とか、虎柄の鬼が履いてるあれとかetcetc


感情や空間などを移ろわせる、曖昧で限定的な能力を持つ。
能力を使っている間だけ、周囲を移ろいの中に引きずり込んで操る。
つまり良くわからんが不安定になったりSAN値が下がったりする。絶望がお前のゴールだ。


「いたっ。 なんだい、あたしゃちょっとボロ小屋で雨宿りしてただけだよ」
「神社もこんな小屋になっちまうんじゃ鬼も地底に住むようになるってもんかねぇ」
「片目が見えなくてもお前さんは見える、涙も出る。 さ、鬼を泣かすくらいやってごらんよ」
「いたた、これだよあたしが憧れた人間ってのは。 でも結局この程度なのさ、人間も、鬼もね」
「その前に謝れって? 何、ここで謝っても謝らなくても死ぬ時ゃ死ぬんだからいいじゃないたっ」


諸行無常「いろはにほへどちりぬるを」:移ろう時の流は暴力的に弾ける花のように
是生滅法「わがよたれぞつねならむ」:移ろう世の理は普遍的に交わる鳥のように
生滅滅已「うゐのおくやまけふこえて」:移ろう人の心は感情的に渦巻く風のように
寂滅為楽「あさきゆめみじゑひもせず」:移ろう夢の終は冒涜的に等しき月のように
募往殺意「とがなくてしす」:移ろわぬ者の咎は残酷的に美しい雪のように

データ

第68回僕の考えた鬼by六日.jpg

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