翠
Last-modified: 2010-05-01 (土) 23:03:34 (5070d)
基本データ
■僕○第70回
- 名前
- 翠(すい)
- 身長
- 130cmぐらい
- おっぱい
- ふくらみかけ
- 種族
- 野猪/式神
- 肩書
- すきま妖怪の式の式の式。八雲天狐の式の式。
牙を持たぬ八雲の猪神。
- 住居
- 八雲家(笑)、マヨヒガ周辺
- 髪
- 焦げ茶色のセミロング。
式が憑いたり力を解放すると白色化。この場合後ろ髪に三本線だけ焦げ茶色が残る。
- 目
- 灰色のツリ目。ややパッチリ目。
猪耳がある。右耳に2つ、左耳に1つピアス。
- 服装
- 鮮やかな深緑の詰襟チャイナ服?道士服?を上着に。
その下には橙のお古のブラウス。
スカートは上着と同じ色。
レースつきの二つ折りソックスに茶色のショートブーツ。
詳細は絵にて。
- 性格
- 素直で実直。マニュアル遵守タイプ。
融通はそこそこ利き、応用力もあるがやや保守的。
- 能力
- 一本筋を通す程度の能力。
妖術を使う程度の能力。
- 投稿者
- 鳥羽
その他補足
○基本設定
かつて外の世界で里山のヌシだった猪神の御子。一族はすでに彼女を残して絶えている。
元々彼女は生まれながらにして神通力を持つ所謂「選ばれた人間」であり、幼くして生贄となり猪神に奉げられた。
生贄と言ったが別に食べられたりするわけではない。猪神の下で修行を積み、ゆくゆくは猪神に仕える神の使いとなる。
ある日、修行で山を走っているととある理由で結界の外に出ていた紫、藍、橙と出会う。
最初は警戒していたが次第に打ち解け、特に橙とは実の姉妹のように仲良くなった。
橙は御子と呼ばれていたその少女を翠と呼んだ。
数日後、いつか再会することを約束し八雲一家は幻想郷へと戻った。
翠も立派になった姿を橙に見てもらいたいと思い、これまで以上に修行へとのめりこむ。
片手では数えられない年月が過ぎ、翠はそれなりの力をつけ、あとは猪神へ仕えるための神事を待つのみとなった。
神事が終われば晴れて猪神の使いとして認められ人間と猪神の間の架け橋として役目を全うする…………そのはずだった。
神事の前夜の事だった。猪神信仰を是としない一部の者の謀略により猪神共々瀕死の重傷を負ってしまう。
神通力があるとは言っても所詮は人間の身体。怪我もするし心臓を貫かれてしまえば当然死は免れない。
深手を負いながらも彼女は立ち、そして走った。止まる事は即ち死を意味する。生きるために走った。
傷の痛みで気を失いそうだった。出血のせいで意識が朦朧としていた。それでも一心不乱に只々走った。
……どれだけの刻が過ぎたかわからない。彼女は雨に打たれ、見知らぬ山の中にいた。脚はすでに限界だった。
身体も多くの血液が失われ冷えきっていた。だがそれでも歩みを止めようとはしなかった。
前方から二つの影が近づいてくるのが見えた。その影には見覚えがあった。
少しだけ微笑むと彼女の意識はそこで途切れ、その場に崩れ落ちた。
二つの影は勿論、すきま妖怪の式・八雲 藍とその式・八雲 橙である。
橙は本来八雲性を名乗ってはいなかったが相応の実力を持つ程度に成長し、八雲の宗主たる紫より正式に賜った。
もっとも紫自身は橙が八雲性を名乗ることについて大した興味は持っていない。
結界を越えた者の気配を察知して見に来たら、それはかつて再会の約束を交わした少女だった。
しかも瀕死の状態で自分の目の前に倒れている。状況が飲み込めない。橙は混乱した。
そんな橙の様子を見て藍が訊く。「この子を助けたいか?」
……橙は静かに頷いた。
数日後、翠は橙の式となった。
彼女の一本筋を通す程度の能力は道理を貫くという意味の他にも「通す」という意味全般を指す。
たとえば道なき所に道を「通し」たり客人を「通し」たりと様々である。
多くの場合が彼女の努力の上に成り立っておりまさに苔の一念岩をも通すと言ったところか。
○スペカ
考えきれず。大玉とかレーザーとかがメインになると思われます。
○台詞とか
「私、お姉ちゃんに負けないように立派な御子になるよ!」
「また会おうね。今度会うときは私の晴れ姿お姉ちゃんにも見てもらいたいな」
「はい、橙さま!」
「仰せのままに!!」
「私はあのとき逃げる事しか出来なかった。だから、今度こそは逃げない!!!!!」
データ
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