透明人間
Last-modified: 2010-05-23 (日) 13:22:18 (5059d)
基本データ
■僕○第95回
- 名前
- 透明人間
- 身長
- 不明
- 種族
- ミュータント
- 肩書
- 透明人間
- 住居
- 不明
- 髪
- 不明
- 目
- 不明
- 服装
- 不明
- 性格
- 常に、何ものにも無関心
- 能力
- 人に気付かれない程度の能力
- 投稿者
- 豊竹屋
その他補足
「俺は、誰に馬鹿といわれようが、にとりの言うことを信じる」
4月1日発行、「文文○新聞」より抜粋
今回、河童のエンジニアと言われるにとり氏が、驚愕の新発明についての発表をするということで、
私達、天狗の記者たちは、記者会見場である某所に集まった。
会場に姿を現した、にとり氏は、集まった記者の数に驚いたのか、近くのスタッフに「聞いてないよ、こんなの」ともらしていた。
そして、一人の記者の質問から、記者会見が始まった。
「あの、にとりさんは、何かものすごい物を発明したとか」
この質問に対して、にとり氏の答えは、
「ん、いやー、まぁー、しましたよ」
会場全体に広がる動揺。いったいどの様なものを発明したのか、
「ん、透明人間よ」
今、何処にあるのか聞いてみると、
「もう、ここにいるけどねぇ、」
私には、そこには何もいないように見えた。そこで、改めて質問すると、
「まぁ、でも、とうめいだからねぇ、見えないのは、当たり前よ」
気配もしなかったので、改めて質問してみると、
「まぁ、でも、それが能力だからねぇ、気配を感じないのは、当然でしょ」
質問の種類を変えて、透明人間の趣味などを聞いてみると、歌を歌う事が趣味だとか、
そこで、私が「よく歌う歌は、」と聞くと、彼女は、ジョン・ケージの“4分33秒”だと答えた。
疑問に感じた私が、「それは歌ではないのではないか」と質問すると、彼女は、
「まぁ、でも、音楽だからねぇ、」 と答えた。
「他にも、人間が発明品なのは、おかしくないか」と言う質問には、「まぁ、でも、ミュータントだからねぇ、」と答えるなど、
各記者の質問に対して、終始、はっきりしない答えばかり返ってきた。
その後、にとり氏の「もう、この位にしておくわけにはいかないか!!」と言う発言によって、本日の記者会見は終了した。
本誌の記者である私としては、にとり氏の今後の発明に期待したいと言うか、時間の無駄だったと言うか・・・
- イラスト等
- 信じれば、見えるはず!!
データ
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